| ソフマップ秋葉原本館の並んだ福袋のディスプレイ |
大型連休は特価品が大量に出回るが、なかでも年始は福袋“系”のキャンペーンが多くのショップで展開される。アキバを訪ねるなら、「主なPCパーツショップの年末年始営業状況」とあわせて、それらの目玉企画をチェックしておきたい。
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一般的な福袋は、ソフマップ各店が元旦から大々的に企画している。自作PC系の「パソコン周辺機器袋、PCパーツ袋」は、2980円~2万3800円で、OSとSSDのセットやBDドライブとワンセグチューナーのセットなどを限定数用意するという。また、ジャンクパーツを詰め込んだ、パソコンショップ・アーク恒例の「パンドラの箱」は1月4日に販売する。当日は「パンドラ販売タイム」を午前11時から30分設けており、通常営業の12時より先に売り出す。
そして、実用性度外視の組み合わせで毎年話題を呼ぶ、クレバリーの「不幸袋」は今年もすでに作られていた。新年にあわせて2012円の袋を100個用意しており、売り出すのは1号店のみ。元旦の営業が始まる12時から販売するが、同店は「例年の反響から考えると、11時前には並ばれたほうがいいかもしれません。昨年は11時半の時点で整理券がなくなってしまいましたから」と語る。
ちなみに不幸袋の大当たりについては「厄払いですから、使い道のないものばかりで嫌な気持ちになったら大当たりです。逆に、ちょっと使えるかもと思ったらハズレ。そう思ってもらえると、いろいろとお互い楽しいかなと思います」と話していた。
●「夜は若干早くなるので気にとめておいてもらえれば」——主なPCパーツショップの年末年始営業状況
年末年始でも休まず営業するショップも少なくない。PC DIY SHOP FreeTは「昔は元旦に営業しても、アキバ自体にあんまり人が来ないということもあったんですが、5~6年前からそうでもなくなってきたんですよね。個人的にはPC DIY SHOP FreeTとして初の元旦でもあるので、気合いを入れて臨みますよ。ただ、元旦前後はどこのお店も営業時間が変動していると思うので、朝早くや夜遅くに来られるなら事前チェックが必要ですよ」とアドバイスしていた。
ということで、普段取材させてもらっている店舗を中心に主なPCパーツショップの年末年始営業状況をまとめて終わりたい(順不同)。
●「水冷もあるよ!」——FX-8150が突然再入荷した年末のアキバ
年末年始は、普段の休み以上に大がかりなセールが行われる半面、しばらく多方面の物流が止まるため、人気商品が売り切れて当面買えなくなるといったリスクもある。そこで早めに買っておくべきアイテムを各ショップに聞いた。
最も多くのショップが挙げたのが、インテルの「Core i7-3930K」だ。12月中旬に一時的に潤沢に出回ったものの、上位の3960X(8万円台前半)よりも大幅に安い5万円弱の価格もあり、年明けを待たずに再び入手困難レベルとなっている。
すでに売り切ったPC DIY SHOP FreeTは「マザーとセット販売としていたんですが、耐えきれなかったですね。次回はまだ分かりませんが、残念ながら冬休み期間の再入荷はないかなと思います」と話していた。取材した12月30日時点でも、リテール品は街全体でレア状態になっており、対策としてバルク品を販売するショップもいくつかみられたほどだ。
そのほか、ハイエンドクラスのグラフィックスカードの在庫を不安視する声もいくつかあり、「メモリ容量3GバイトのGeForce GTX 580カードは要注意です」(PC DIY SHOP FreeT)などのコメントがあった。一方、タイ洪水の影響により入荷が不安定になっているHDDの在庫を心配する声は聞かれなかった。パソコンハウス東映は「落ち着いたとはいえ、秋に比べて高騰しているHDDを今買うという人は少ないですから。新製品の4TバイトHDDは品薄ですが、3Tバイトや2Tバイトモデルは深刻な事態にはならないと思います」と語る。
そのほかはおおむね在庫に問題はない様子で、逆に予想外の再入荷がなされたパーツもみられた。AMDの8コアCPU「FX-8150」だ。ドスパラ パーツ館やツートップ秋葉原本店など複数のショップが仕入れており、初回限定といわれていた500台生産の水冷キット付属版も置かれていた。価格は初回入荷とほぼ同じで、水冷キットモデルが3万3000円前後、通常版が2万3000円前後となる。
ショップだけでなく、代理店も当面の入荷を絶望視していただけに、ツートップ秋葉原本店は「気づいたら在庫が復活していて、アレッと思いました。水冷キット版まであるの、今気づきましたよ」と素直に驚いていた。当然ながら、次回入荷の目処は立っておらず、今回の入荷もごく少数の様子。入手したい人は早めにアキバに向かうのが得策だ。
●「2月までに欲しいなら今が大事!」——「A8-3870K」「A6-3670K」がデビュー
既報のとおり、AMDのAPU「A8-3870K」と「A6-3670K」が28日から各ショップの店頭に並んだ。価格はA8-3870Kが1万3000円前後で、A6-3670Kが1万1000円前後。
A8-3870KとA6-3670Kは、デスクトップ向けFusion APU(Llano)初のクロック倍率可変モデルで、ともに4コアCPUと4MバイトのL2キャッシュを備える。TDPも100ワットで共通だ。主な違いはクロック数とGPUのグレード。A8-3870Kは3.0GHz動作で、GPUは600MHz動作のRadeon HD 6550Dとなる。A6-3670KのCPUは2.7GHz動作で、444MHz動作のRadeon HD 6530Dを内蔵している。
売れ行きについて、多くのショップで「まずまず」「そこそこ」といったコメントが返ってきた。あるショップは「(AMD FX対応の)Socket AM3+マザーはさっぱりですが、Kシリーズが登場してからAMD Aが載せられるSOcket FM1マザーの人気は明らかに上がりました。AシリーズはとにかくGPUが優秀なので、グラフィックスカードなしで組もうという人に選ばれることが多いんですよ」と話していた。
特に人気があるのは、上位のA8-3870Kだ。PC DIY SHOP FreeTは「価格差がわずかなので、やはり上位のほうが出ますね。ある程度の数量入荷しましたが、もしかしたら冬休み期間に在庫がピンチになるかも。その後の再入荷が2月という話もあるので、在庫切れになったら待ちの期間がすごく長くなると思っておいたほうがいいでしょう」と語る。前ページのアイテムと同じように、A8-3870Kも早めの入手が安全かもしれない。
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