こんばんは。マーケティングコンサルタント山田太一です。生活をしていると、知らない事を耳にする機会が多い。例えば、お中元。季節的に、贈り物を送られたこれから送るという方も多いのではないでしょうか。なんとなく、この季節の習慣になっている行事だがみなさんは「中元」の意味を知っていますか?中元とは、地官大帝という神の誕生日。(8月~9月)様々な罪が赦される贖罪の行事が行われる日。中国、日本では、この中元の日に、祖先に供養(我が命のルーツに感謝する行為)する盂蘭盆会(うらぼんえ)という行事があった。そして、祖先に感謝するという行事から派生して日頃、世話になっている人や商い先に感謝の意を込めてモノを送る習慣ができた。この期間がたまたま中元の時と重なることから、贈り物をすることが中元と呼ばれている。なんとなく習慣だから、送らないとと義務的に送るより意味を知り、ルーツを知って、意味を持って贈り物をするのとでは、気持ちの持ちようが違うのではないでしょうか?「あの人にこんなにお世話になっている。 だから彼の好きなワインの最高級のモノをあげよう」なんて気持ちがあれば、相手にも気持ちが伝わり喜んでもらえるのではないでしょうか。意味とルーツを知るって面白いですね。知ることで、捉える視点が変わってくる。なんとなく→感謝の意を込めてのように。 ~経営の意味を知り、ルーツを知ろう~ 経営とはそもそも、どのような意味なのだろう。経営=目的を達成するよう持続的に事業を行う事。(三省堂 大辞林参照) ・人の為に事を成す ・金儲けをトコトンしたい ・世の中に無いものをリリースしたい ・一つの好きな事を極めたい 人それぞれの考えがあると思う。どんな理由であれ、目標に向かって生きている人はカッコイイ。目が輝いている。エネルギーに満ち溢れている。自分で自分の目的を創り、それに向かって日々、頑張って成長している経営者がいる一方でなんとなく日々を過ごしている経営者も存在する。 ・生活をするために仕方なく ・このビジネス以外にすることがない ・なんとなく儲かりそうだから ・昔から続けてることだから 起業当時の情熱が、いつの間にかなくなり、無意識でビジネスをしてしまっている。本当は顧客満足を向上し喜んでもらいたい。従業員とは家族のように、仲間のようなリスペクトしあえる関係でいたい。世の中から認められ存在証明をしたい。という真っ直ぐな思いが、心の奥底にあるにも関わらずだ。どうすれば、ぶれない経営者になれるか。それは、経営の意味を知り、ルーツを知ることではないでしょうか。経営のルーツ。皆さん、知っていますか?株式会社の前身を。それは、亀山社中を率いる坂本龍馬です。彼は、士農工商の階級制度で窮屈な思いをしている商人も自由に平等になれる手段を、背中で見せるべく会社を立ち上げた。(その他、目的は複数ある。)まず株主は、薩摩藩。当時の彼らの悩みは、米不足、船の購入、航海する技術だった。すべての悩みを、坂本龍馬は解決する事ができた。米は、長州藩から。船はオランダの商人から。航海技術は、本人のノウハウで力になることができた。その代わりに、商売として活動する亀山社中に対して出資するよう依頼した。顧客は、薩摩藩と長州藩。薩摩藩へは、自衛、人の移動手段の為に必要な船を亀山社中が代理購入し、薩摩へ届ける。米も長州藩から調達し、届ける。長州藩へは、武器の輸入代行を。(当時、長州藩は幕府からの武器の輸入を禁止されていて、自衛、討幕するための手段がなく困っていた。もちろん、正義の為の戦である。)まとめると、亀山社中が取引の実行、運送を担当していたということですね。今の会社にあたる役割を果たしていた。さあここで見えてくる会社経営の本質って何でしょうか?皆さんはどのように考えますか?私は、経営の目的とは「人の役に立つ」と言う事と捉えています。この例にあるように。坂本龍馬には、亀山社中の活動を通して様々な目的があることが見えてきます。生きていく糧である米を提供する事。自衛目的の武器や船を提供する事。商人の自由を勝ち得るための社会活動。そして、犬猿の仲である薩長が、理不尽な幕府を倒すために手を結ぶこと。素晴らしいストーリーですね。その目的に共鳴して人々は彼らを必要とする。そして、繁栄していく。ここに経営の最大のヒントが眠っているのだと、私は、考えています。(龍馬がいく。を読んだことない方は、読むことをおススメします。)現代に置き換えてみても、「役に立つビジネス」が繁栄していることが言えます。例えば、レコード会社のエイベックス。有名になりたいというアーティストの夢を叶える。(TRF、ELT、浜崎あゆみ、EXALE….)あとは、幻冬舎。著者の本当に望むこと、読者の本当に望むことを結びつけた出版をする。最後に世界第二のグーグル。安価な広告費で、誰でも気軽にPRできるようにする。ユーザーが求めている情報をいつでもどこでも調べることができる検索エンジンを提供する。「人の役に立つ」これを意識すると、見える景色がすこし変わってくるのではないでしょうか。なんとなくで会社を経営されている方は、ルーツを知ることで活動の意味がクリアになってくるのではないでしょうか。皆さんは、どのような思いを持って経営していますか?