祝 1周年
去年のこの日、アメリカに上陸しました。
あっという間に1年が経ちました。
このブログを読んで下さってる方の中には、外国での生活うん10年
なんていう猛者の方も多いと思うので、そんな方に比べればまだまだ
ひよっこですが、自分なりにちょっとした満足感はあります。
こないだも実験が終わった準備室で一人ぼけーっと考えていたんですが、
新しい環境、しかも今回は言葉も禄に通じない(英語だった点は、救われて
いると思います。これが全く想像も付かないスペイン語環境だったり、を
考えるとぞっとします)中で、環境に順応し、ある程度必要最低限のお金を
稼ぎ、生きていく。という一個人としての最低限の社会生活を送っていく事を
この年になって再度体感出来たことは、凄く貴重な経験でした。
私の職業背景的に「お金を貰う」という感覚が、何となく今までは希薄だった
ような気もするのです。もちろん今までのキャリアの中で自分の労働の対価
としての「お金」を貰いすぎているという感覚はありませんが、逆に言うと
日本の保健医療制度の中でまみれて、「医療行為」の対価としての「お金」は
凄く不透明になっていますからね。
「この医療行為をしたからこの程度の給料は貰えるはず」という感覚で仕事を
している医師は日本にはほとんど居ないと思います。
今回アメリカでの生活で、自分が生きていくために必要な最低限のお金は
果たしていくらなのか、ということが非常に良く解りました。そしてそのお金を
貰うためにはどの程度のアクションを起こす必要があるか、ということも。
もちろん一人で生活することが前提になっていて、家族が出来たら話は大きく
変わると思います。家族がいたらそもそもアメリカに来ることを考えていないかも
しれないし。
そう言う意味では日本での生活はお金に対して凄く受け身だったのかも。
敢えて受け身でいることを良しとしたのかもしれないし。
今、自分が一人暮らしな事もあって、同様に一人で海外生活を送っている
方に対しても改めて尊敬の念を抱きます。アメリカですから、ネットを開けば
日本の情報がリアルタイムで手に入る恵まれた環境ですが、やはり孤独感は
強いですね。
この孤独感レベル、アメリカにしてこのレベルですから、他外国でを想像すると
これまたちょっとゾッとします。
とまぁ、1周年を迎えてしみじみと考えた今日でした。
今日も月が綺麗です。感謝。

