スペインへ
行ってきます。
バルセロナで行われるESCという学会のためです。
スタンフォードからESC(ヨーロッパ心臓病学会)に抄録を提出したのは恐らく僕だけだと思います。
アメリカ人はヨーロッパの学会に参加しませんね。
僕のボスにも今回の学会に参加する事を伝えたら、あっさり「自費で行くように」とのことでした。
参加したかった理由は「バルセロナに行きたかった」、はい、それだけです。
というわけで、なるべく安く仕上げるのが今回の目標です。
航空券は、格安航空券で往復600ドルでした。
これはSFO、US Airwaysって乗るの初めてだなぁ。
フィラデルフィアからマドリッドでスペイン入りし、バルセロナへ。
合計17時間の長旅です。
では、行ってきます。
お土産楽しみにしていて下さい。
ちょっと嬉しかったこと 2.-デビルリバースのこと
ちょっと嬉しいことが続きました。
僕の18歳の頃からの親友にU君という人物がいます。
彼はどう思っているか解りませんが、僕は親友だと思っています。
U君は同業、しかも専門も同じ科で、一時期は同じ病院で勤務していました。
時々、ブログにもアップしていますが、僕は昔から格闘技が大好きで、プロレスはもちろんPRIDE、K-1、UFCまで
色々と観ていました。今から数年前、PRIDEはスカパー!PVのみの放送で、僕が購入してはU君を家に呼び、
よく一緒に観ていました。この時は明らかにU君より僕の方が格闘技好きだったと思います。
今からちょうど4年くらい前でしょうか、U君が遠くを見つめながら「デフ、俺、柔術やろうと思うんだよ」と言って
きました。
その時僕は「ちょっと時間の空いた時の気分転換に柔術でもやってみようか」的な乗りかと思っていました。
元々、体格が良くラグビー経験者で力も強かったU君は、柔術を始めるや否やその素質を開花させていき、
小さな大会で優勝する程になりました。
大会の時は、僕も応援に出かけ、その後の研究のためにビデオ撮影をしたりしていました。
渡米後も時々通っている道場のブログでU君の動向を伺っていたのですが、それによると、なんと先日の全日本
選手権シニアの部で優勝したようです。
全日本ですよ、凄い!日本一と言うことですからね!
帯の色も白→青→紫帯までアップしています。
今では、生活の中心が柔術になっているようです。
でもそこまで打ち込める物が見つかるというのは本当に幸せなことだと思います。
ブログタイトルは、U君の道場でのニックネームだそうです。悪魔のような返し技があるのでしょう。
でも少し長いので、「デリ夫君」と何だか違うことを連想させるような名前で呼ばれているそうです。
いずれにせよ、U君、おめでとう!
ちょっと嬉しかったこと 1- AHA学術集会
僕の専門分野の大きな学会の一つにAHA(American Heart Association)の年次集会があります。
いわゆる国際学会という奴です。
規模、演題採択率(約30%くらい)などから、一応僕らの専門分野の中では最も由緒ある学会と言われています。
先日この学会の演題採択可否の発表があって、口頭発表ではなくポスタープレゼンテーション(自分で大きな
ポスターを作って発表する形式)でしたが、採択されました。
考えてみると、AHAに採択をされたのは初めての経験でした。
同じような学会にACC(American Colledge of Cardiology)という学会もあって、こちらの方は何回か発表経験が
ありますが、僕らの意識の中にやっぱりACCよりAHA(AHAの方が高尚感がある?)という意識があります。
(何を自分のメインにしているかに因るので一概には言えないのですが)
AHAの方は、3回目(?かな?)のチャレンジで初のパスです。
思い起こせば一番最初に演題を提出したのは、出張病院で研修を終えて大学に戻ってきた医者6,7年目の頃だ
ったと思います。出張病院がアカデミックな活動とはほど遠い病院で、一般的な初挑戦から考えれば随分遅い
デビューでした。
しかし初めて国際学会に演題を提出するという慣れない行為に加え、演題内容にも自信が持てず、まさに「参加
することに意義がある」ならぬ「提出することに意義がある」状態。
結果は当然の如く、否でした。
しかし後学のためと思ったのか、その時の上司が演題は通っていないけれど、学会参加は認めてくれ、初めて
AHAに参加し、そのスケールの大きさに驚き、「いつかこの学会で発表したい」と思った物でした。
その後、僕の人生ですからたかが知れてますが、それなりに紆余曲折有り、一時は「あの時思ったAHAに演題
通すなんて夢のまた夢」状態の時もありました。
でも人生って面白いし何があるか本当に解らないですよね。その時は意外な時にやってきました。
もちろん、スタンフォードの名前があるから、という要素が働いているのは解っています。
逆に言うと、日本で出してきた内容とこっちで出した内容でそんなに変わっているとは思えない。
そういう意味では英語の書き方なんかも大きな要素なんでしょうね。
話によると、演題査読者は1つの演題にほんの数秒しか時間をかけないという噂もあり、ちょっとでも変な英語を
見ると、反射的に没になるなんていう話を良く聞きました。
毎年AHAで発表している人にとっては「そんなこと」的で申し訳ないのですが、ちょっと嬉しかったことです。
今年の学会場が、こないだ行ったばかりのOrlandoと言うのだけがちょっと残念ですが・・・・。

