日本の周辺が最近、妙にきな臭くなってきている。
どんな紛争すら避けて通ると言われる、例の9条とやらの威力はどうなのだろうか。
仮に、有事になった際、果たしてどれだけの人間が銃を執る覚悟があるのだろうか。銃は執らずとも何らかの具体的な協力(輸送支援等)をする覚悟があるのだろうか。
事があった場合、それはモニターの向こうの世界の出来事では無い。
現実に弾が飛び、血が流れ、確実に何人かは亡くなるのである。
拳を振り上げる、頭を下げる、その行為は果たして回りの空気に流されているだけではなかろうか。血を流すのが自分だと考えた場合、果たしてその覚悟は出来るだろうか。
血は流さない、と決心している場合は、相手に譲歩できる以上の譲歩を求められても笑顔で応えられるのか、それに伴う不利益、孫子の代に至るまでの損失に対して責任を負う覚悟があるのだろうか。
口先の言葉だけなら、一番槍でも非戦主義も言えるだろう。
肉体を伴う覚悟としてはたして自分はどうなのだろうか。