こんにちは!遺言小説家です。もう最近の暑さに耐えきれなくなって冷房を解禁してしまいました…。電気代にお金が溶けてしまうのは憚られるのですが、背に腹は代えられないです。
~紹介~
さて、今回紹介する小説のタイトルは、、、
『あの夏二人のルカ』です。著者、誉田哲也さん、出版社は角川文庫です。
近所の本屋さんに立ち寄ったときに、最初に入ったときに見える、文庫本がまとめられている(人気作とか新作が置いてあるのかな?)棚に置いてありました。
この本は、2021年4月に刊行された文庫本です。この物語は、ある夏をめぐって繰り広げられていく青春物語です。登場人物のうちの3人の視点から描かれており、さらに高校時代と今の様子を描いているため、最初は話の内容を掴みにくいですが、各々がどのような気持ちでいるのかが鮮明に描かれ、共感しやすいお話です。
これは、恋愛もやや含みますがどちらかというと青春物語です。背表紙にも書かれていますが、大人とは何かというのがこの物語で大事なポイントとなっています。
大人になりたくない人、大人になりたい人、大人になってしまった人、そんな人たちに読んで欲しい一作です。
僕もこれから大人になっていく身なのでとても共感できる部分が多かったです。そして違った考え方にも触れることができ、読んで良かったと思えた作品でした。
~感想~(*ネタバレ注意)
読み終わって印象に残っていることがありました。それは、遥が離婚した夫に対して感じたことで、「夫の私に対する疑問は、何が悪かったのか、けれど私の私に対する疑問は、何が良くてこの男と結婚したのか」という考え方です。
僕が初めて読んだとき、とても薄情だなと感じましたが、至って当たり前の考え方ですよね。
もし相手の嫌な面が見えてしまったとき、あなたはどう感じますか?最低だなと感じますか?それともしょうがないなと感じますか?まだ一緒にいたいと思えますか?そしてどう行動しますか?そのことを相手に言いますか?それとも我慢しますか?はたまた縁を切りますか?もちろんどの程度嫌だったかにもよりますが、僕はそれ以上に好きなところがあるなら許してしまいそうです。
だからあらかじめ、ある程度の判断を決めておくのが賢いと思います。自分で絶対許せないことと許せることの線引きをしておくことで自分が傷つくことが少なくなると思いました。これには自分自身の理解がとても重要ですが、これは経験していくしかないですね(笑)
ここまで読んでくれてありがとうございます。もしよかったら読んでみてください。きっと自身のためになると思います。
コメントやいいねをしてくれるととても嬉しいです。自身の励みになるのでぜひお待ちしています。それではまた。

