想いをカタチにする社長 -326ページ目

WBC監督問題で思うこと。。。

WBCの監督が巨人の原監督に決定しそうですね。
もともと、野球好き、しかも野球を始めた頃の憧れは原選手だった自分としては、
是非、頑張って欲しいと思う。

しかし、今回の一連の出来事には、ちょっと不満が残る。

WBCはアメリカのメジャー機構が、発案して3年前に第一回が開催された。
今回の第二回も、各国ともペナントレース開幕前の2月~3月に行うわけだが、
チームの連携や底上げをする貴重な期間を考慮すると、現役監督だと厳しいとか、
様々な世論がにぎわっている。

今回の星野監督に対する、マスコミや一部選手の間接的なコメントも、理解に苦しむ。
北京オリンピックの負けも、勝負事なので、勝ち負けは誰にもわからない。
勝敗の責任者は監督にあるといえるが、決して、監督だけではない。
選手、スタッフ、機構サイドが、本当に星野監督の意向を全て実現する努力や、結果を出したのか。
こうした風潮自体、個人的に好きではないが、戦犯は星野監督ではなく、星野監督を最終的に決定した人物が、公の場にでて、謝罪するのが筋だろうと思う。

そして、「北京のリベンジというのは間違えている」的な発言をした選手。
それは、実際にプレーしていない選手が軽々しく話すコメントではないし、
監督やコーチの経験がない、自分のプレーを一生懸命するだけの、いち選手に何がわかるのでしょうか?
監督経験がないにしても、同じ世界にいれば、どれだけのプレシャーの中で戦ってきたかは、感じ取れるはずだ。

だいたい監督人事について、何故、選手がマスコミに話すかが理解できない。
勿論、色々考えること、思うことはあって当然だと思う。
しかし現在、WBC監督問題でピリピリしている時に、一流選手の発言としては、
あまりにナンセンスだし、TPOをわきまえていない発言だと思う。

どういう意図で発言したかは、わからないが、
その発言をマスコミが正しく伝えるか否かくらいは、もうわかるでしょ。って。

WBCアメリカ代表監督の人選は、ワールドシリーズが終了してから、決めるらしい。

何故?
それは、今、ワールドシリーズで盛り上がっているなか、
このタイミングで決定していくのは、良い判断だと思わないという理由からきている。

日本のプロ野球もこれから日本シリーズが開催される、選手や監督にとって、
1年の集大成になる戦いを前に、実行委員会として原監督に打診することによって、
大勢のマスコミが原監督に取材攻勢をかけるのは、容易に想像できるはず。

何故、そんなことさえもわからず自分達の運営状況や、世論や、日程のことばかり考えて、
1番、責任が問われてくる監督に更なるプレッシャーや不利にさせる状況を作るのか。

日本シリーズを戦う選手にも、迷惑な話だ。

本当に配慮が欠落しているとしか思えない。

今回の一連のことで感じるのは、皆、自分の役割や自分レベルの責任しか考えていない言動や判断が目に付く。

その人の役割も、責任も、何の為に行っていることなのか。
WBC2年連続、世界一になる為に、各関係者がいるのではないでしょうか。
自分なんかは全く関係ない話ではあるが、一連の報道を見ていて、腹立たしさと残念な気持ちですね。


こうしたなか、いちプロ野球ファンの自分としては、原監督には是非頑張って欲しいし、日本が2年連続世界一になって欲しいと思ってます。

頑張れ!辰徳!