しかのはなです。
私は毎日、社長さんといろいろなお話をさせていただいております。
若手の青年経営者の方々とは
毎月1回、20人ぐらいで集まって
お互いの経営に関わることや
地域をどうやって盛り上げていこうかといった
話題などでお話をする会議があるのですが、
私も仲間に入れていただいております。
いつも会議の後には
必ずどこかのお店に行って
夕食をかねて一杯やることになっているのですが
「今日はどこのお店に行く?」
「久しぶりにおばあちゃんに会いに行くか!」
「よっしゃ 行こう!」
そこは
今、私たちがいる場所から
車で1時間ほどの場所にある
ホルモン焼き屋さんです。
早速 車4台ほど乗りあわせで
向かいました。→私はそのうちの1台の 運転手です。。。
私は5年ぐらい前に
別の社長さんとそこへ
行ったことがあるのですが、
なんともなつかしい気持ちでした。
そのホルモン焼き屋さんは
文字通り
「おばあちゃん」が一人でお店を切り盛りされています。
5年前にうかがったときには
「自分も今年85になるし
跡継ぎもいないし
だんだん体も弱くなってきたから
そろそろお店も潮時かな~」
とおばあちゃん
ちょっぴり寂しそうに
話していたのを覚えています。
そのときは後日
昼間にお金を支払いに行ったのですが、
おばあちゃんは
お店の座敷に後ろを向いて横たわっていました。
むくっと起きて
「あ ごめんなさいね
ちょっと疲れて横になっていたもんだから」
私は恐縮しながらお金を支払いました。。。
あれから
5年ぶりにあの
おばあちゃんに会える・・・
なんとかお店は続いてくれてたんだ・・・
でも年老いちゃっただろうな・・・
内心どきどきしながら
5年前と変わらぬお店の
のれんをくぐってみると。。。
「こんばんわ~ いらっしゃ~い!
あら 確か
しかのはなくんだったよね!
ほら まだくたばってないよ!
ごらんのとおり足くっついてるよ!」
なぜか
そのおばあちゃんの自虐ネタに
泣けてきそうでした。
見ると あれ?
前より若くなってないか?
「おばあちゃん なんか
前よりも若返ってるよね!
あれ 確か最近まで入院してたよね?」
ある社長さんが聞きました。
「そうなのよ
ちょうど3年前に
脳出血で倒れて
入院したんだけど
たくさんのお客さんがお見舞いに来てくれてね
わたしゃ寝てる場合じゃない
こうやってお見舞いに来る
お客さんのために早くお店に立てるように
ならなきゃ駄目 って思ってたら
病気も治っちゃってねー
いまじゃみんなの若いエキスを吸って生き延びてるよ!」
おばあちゃん
メガネはかけているものの
注文をさばく姿をみると
耳も普通に聴こえるようだし、
なんといっても
腰が曲がらず
ピーンと背筋が伸びています。
あれ そうだ おばあちゃん いくつだっけ?
壁の高いところに立てかけてある
営業許可証をみると
生年月日 大正13年2月!!
今年の冬季五輪が終わる頃には、、、
なんと御年90歳!!!!
すごい すごすぎる。。。
89歳にしてこのオーラ。。
ただものでは ありません。。。
このお店はメニューはあまりなくて
基本 おばあちゃんのおまかせなのですが、
それにしても
内臓系のネタはすべて
本当に新鮮で美味しい。。。
しかもたまに出てくるタンやハラミなどの
肉類は
他のどんな焼肉屋さんよりも美味しいのです。。。
その日は
20人ぐらいで
思う存分
おばあちゃんのホルモン焼きを肴に
お酒をたらふく
堪能しました。。。→私は運転手なので、ウーロン茶を堪能しました。。。
「ごちそうさま!美味しかったよ。
おばあちゃんまたくるね!」
それまでおばあちゃん元気でね!」
みんな各々
車に乗り込みお店の前を走り出しました。
私の車は一番最後に走り出しました。
おばあちゃんは
外も寒いのに
車のドア越しに
握手を求めてきました。
そしていつまでもいつまでも
手を振っていました。
絶対!また来る!
いつまでも永遠に続いてほしい
お店です。。。