今日は、
「筋トレをして動きをかたくしてる人」
についてお話しします。
ほっそりすっきりな美しい体をつくりたいのなら
「筋トレはやらなくて良いです」
「体幹トレーニングはやらないでください」
と私は言って来ました。
家での自主トレーニングで
筋トレをする人は、
たくさんいると思います。
筋トレ自体を否定しているわけでは全く
ありません。
ただ、
スッキリとスレンダーで
しなやかかつ美しく優雅に動ける体を
つくりたい人には
筋トレはおすすめ出来ない
と思っているわけです。
お尻の筋肉をつけたい
背筋を鍛えたい、
筋トレしてその部分を引き締めたい
また、
力強く砲丸ややり投げの競技をやりたい
ウエイトリフティングをやりたい
筋肉をつけてボディビルをやりたい
ムキムキになりたい
瞬発的に大きな力を出さなくてはいけない
スポーツにいかしたい
という目的の方は
大いに筋トレをして頂けばいいと思います。
でも、
強く美しくしなやかなダンサーのような
体になりたいなら、
体幹を含めたパーツの筋肉を意識した筋トレをすると
私が常々お伝えしている、
お腹を縦に長くしましょう、
は隅っこへ追いやられ忘れ去られてしまいます。
だから、お腹を忘れちゃうような
筋トレはやめましょうね、
と伝えているわけです。
ある人が言ったこの言葉にも
超、納得でした。
「筋トレは、筋肉を育てるトレーニングであって
動きを育てるトレーニングではありません。
筋肉を育てたいならやればいいけど、
特にダンスをやっていて、
動きが上手くなりたいのに
筋トレをするから
動きが余計かたくなっちゃうのですよ～
そして、筋トレしてるから
筋肉を固めて使ってしまって
ケガばっかりする」
激しく共感！
いるいる！
そういう人。
体の専門家なら、
体幹を含め、パーツをギュッと固めて行う筋トレと
リラックスさせて全身の、
特に深部の筋肉を連動させて
行う筋トレの違いは
理解できると思いますし、
使い分けることが出来るとは思いますが、
一般の人は難しいと思います。
なので、動きをステキにしたい人は
体幹だけ、パーツだけ、の筋トレをしても
動きはステキになるどころか
余計にぎくしゃくしてしまうから
やらない方がいいですよ～
と、
声を大にして言います。
私が行っている見た目激変メソッドの
体のレッスンでは
体のタイプとしては
バレリーナのように、大きな筋肉はついていないのに
優雅で美しくしなやかな強い体、
に近い体を目指しています。
私はバレエ教師ではなくジャズダンス講師なので
もう少し力強いイメージでも動ける体を
つくっていく専門家ですが、
それでも、
一般に出回っているような筋トレは一切しなくても
充分飛べるし、回転も出来るし、
力強く動くことも出来ます。
そして、体が凝ったり、張ったりせず
ケガを予防しながら動く
しなやかな体を目指しています。
ただ、すごく重いものを持ち上げたり
ソフトボールのピッチャーのように
重くて速い球を投げる体にはなれませんが、ね。
筋トレやってるよ～、
と言う方は、
ご自身が何を目指した体作りをしているのか？
どこを育てたくて、
どんな筋トレをしているのか？
を、今一度考えてみると良いと思います。
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