姿勢をよくしようとする時

背筋を伸ばす、

と捉える人は結構いると思います。

が、実は

背筋を伸ばす、

には落とし穴があります。





背筋を伸ばす…

と思うと、意識は背筋、

背中側に向きます。



人は、意識している場所の筋肉を

使います。



だから、

背筋を伸ばしていい姿勢をつくっていると

背中、腰、の筋肉を使って姿勢をつくることに

なるので

10分15分といい姿勢を維持し続けると

背中側の背中や腰が硬直して

辛くなって来ます。




いい姿勢を維持していると

背中や腰が疲れてしまう、という人は

姿勢をよくする時の意識を変える必要があります。




いい姿勢をつくる時に意識したいのは

お腹です。

おへその下辺りから肋骨の下辺りまでを

真っ直ぐに細く長く引き伸ばして

そこで姿勢をつくり、体を支えている

と意識するとよいです。




一生懸命

お腹側(体の前側)を意識するようにすると

背中や腰を緊張させなくても

いい姿勢を維持できる事が

分かると思います。






下の写真の

左は

お腹を使っていい姿勢をつくっています。

右は

背筋を伸ばそう、と思って

いい姿勢をつくっています。



分かりにくいですが

よ〜く見ると

右は、→の部分が微妙に反っています。





背筋を伸ばす意識をしていると

確実に腰と背中が硬直して辛くなって来ます。

いい姿勢をつくると疲れる、

と勘違いしてしまう人もいます。





しかし、

お腹を使っていい姿勢をつくった場合

お腹の深部の筋肉(インナーマッスル)が使われ

疲れ知らずなんです。




背筋や背中側を意識している時に使われるのは

背中や腰の表面の筋肉(アウターマッスル)です。




このアウターマッスルは、

瞬発的な力を出すのに適した筋肉なので

長時間姿勢を維持するために使うと

無理がかかって疲弊し

背中が張ったり腰が痛くなったりします。

肉離れを起こしやすい筋肉ですね。

短距離選手の太ももみたい!

太くて瞬発力があるのが特徴。






それに対し

お腹側を意識した時に使われる

インナーマッスルは

瞬発的に大きな力は発揮しませんが

長時間使っても疲れないし

肉離れなどもまず起こしません。

大きく発達することはありませんが

歳をとってもしっかり働いてくれる

素晴らしい筋肉です。

マラソン選手の太ももと思えば良いかな〜

持久力が優れているのが特徴。




いい姿勢をつくるときは

お腹を意識しましょうね!

インナーマッスルを使うようにすれば

疲れないし

何と言っても美しくてしなやかな所作が

出来るようになります。


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