私のやっているダンスはジャズダンス。

パワーもいるし、筋力もいる。

そして何と言っても、個性とインパクトがいる、

と私は思っている。

なので、ほっそり過ぎて、儚い身体つきは

ちょっと違うなぁ、と思う。


だけど、ステップしたり、ジャンプしたり

回転したりを考えると、それなりに

シェイプアップされてた方が動きやすいし、

やっぱりダンスって魅せるものだから、

ブヨブヨの見苦しい身体じゃいけないって思う。


 まぁ、私自身、食べる事もお酒も大好きなので

気を抜けばすぐにぽっちゃり。

だけど、そんな時思い出す事がいくつかある。



 まず、ダンサーと言えば、バレエダンサー。

私も基礎を習得するために15年ほど

クラシックバレエを学んだ。

女性のバレリーナは、

相手役の男性にリフト(持ち上げる)して

もらわなければいけないから、

相手のために太ってはいけないのだそう。

50kgを超えると、リフトする男性に大きな

負担をかけてしまうんだって。

(そりゃ、そうだろう笑、重かったら

     持ち上がらないし〜泣!)


 バレエでは、20代〜30代にかけて習っていた

大好きな先生が、お化粧についても、

気遣いだと言ってた。

人に会う時、お化粧して綺麗な顔を見せるのは

気遣いよ、と。



 バレエレッスンに行かなくなって

10年以上経つが、先生の訃報を知ってから

先生の言葉を大切に大切に思い出し、実行しよう

と思うようになった。


 太らないように自己管理をし、

綺麗にお化粧してレッスンに行くのは、

気遣い……相手の事を大切に思う行動をしたい。



 コロナで引きこもったくらいで太って

しまう私が、今頃なに?

って思うかも知れなしけど、

やっぱり、先生のように、人生を終えた時、

美しい人だったよね、って言われたい。

まぁ、生まれ持ったものがあるから、

美しいとは言われないかも知れないけど、

少なくとも、自分としていつも美しくありたい

という気持ちをずーっと持ち続けたいってこと。




 バレリーナじゃないし、ダンスは趣味だし、

って思う人もいるかも知れないけど、



 先日、わぉ!って思う言葉を聞いた。

息子を診てくれている50代の看護師さんの言葉。

「介護されるかも知れないって考えたら

太っちゃいけないよね〜。私、結婚する時、

この細身の旦那なら介護してあげれるって思って

結婚したのに、13キロも太っちゃったんだよ〜

もう、酷すぎる〜!」



 お、お、お〜〜〜


これは、ひどく共感だわぁ〜〜〜!

やっぱり、相手のために太ってちゃいけな〜い!


 うん!バレエダンサーではないけど、

これで、太っちゃいけない理由づけが出来たので

私も、あと1.5キロ落として維持!する!

って決めた。

最近、食生活を少し改めたら、体重の増加は

防げている。

ダイエットしても、リバウンドした時に

介護されるような状況になっては意味がないから

やはり、

「適正体重を維持」するべき。

50代を過ぎたら、相手や周りを気遣って

太らない生活を心掛けるべし!




 少し、話しがズレるけど、

そう言えば、今から8年前、娘がお腹にいる

臨月。息子(16歳、その頃23キロくらいだったか)

の介護が負担になって来たので、ヘルパーさんを

増やしてもらった時、臨月で65キロ超えになった

私よりも遥かに大きな(太った)ヘルパーさんが

来た。体重は分からないけど80キロ?90キロ?


 
 車椅子に乗った息子を、スロープで自家用車に

乗車させた後、車椅子の下に潜るようにして、

ワイヤーで固定しなきゃいけなくて、

そういう時、お腹の赤ちゃんに負担かけたく

なくて、ヘルパーさんを頼んだのに、

その巨体を見たら、どう見ても自分の方が

お腹の奥行き小さくて、頼みづらくて

気を遣った覚えがある。



 オムツ替えしただけでハァハァ言ってるし、

あー、太った人来ると気を遣って頼めないから

もう嫌〜〜〜って思ったのだった。



 そう、太っていると、こんな場面でも

相手に気を遣わせることになってしまうのだ。



と言うわけで、ダンス抜きにしても、

相手を気遣うなら太ってはいけない、

についてでした〜。


 長々お読み下さりありがとうございました😊