元気に飛び回っていた息子が、ある日突然事故に遭い、命の危機にさらされそして一命を取り留めるも、植物状態です、と言われた21年前。
呼びかけに反応せず、沢山の管に繋がれ、体は異常に緊張、抱き上げようとしてもその緊張で体は反り返った硬い板のようでした。
変わり果てた姿を私は受け入れる事が出来ず、病院に行く事が出来ずただただアパートの部屋で死ぬ事ばかり考えていました。
それでも何とかかんとか気持ちに折り合いをつけ、生きているのだから生きて行くしかない、という感覚に辿り着き、
擦り切れた雑巾みたいになりながら、何とか病院のベッドの息子に会いに行き、自分とも息子とも、向き合う事が少しずつ出来るようになって行きました。
こんな経験もあるからなのか、
私は、自分がこうなりたい、と決めた事に対しては、
「とことん本気で向き合う事が一番大事】 と
なんとなく本能というかそういうような感覚で取り組んでいるんです。
今は息子と良い感じで向き合えて、心でキャッチボールを出来ている感覚があります。
もちろんいつも体に触れ声かけします。
緊張してるなら安心させて緩める。
緩んでいるなら声かけして「良いね、楽ちんだね」を共有する。
要は「愛」だと思います。
本気の「愛」。
自分の身体も「愛」を持ってとことん向き合い
どうなりたいのか、何が苦しくて疲労疲弊しているのか、ちゃんと体の声を聴いてあげる。
それは、夫や娘でも同じだし、
ダンスクラスの生徒さんでも同じ。
生徒さんが望む未来、目的を確実にGet!してもらえるように、生徒さんの体や心ととことん向き合う!
まだまだ未熟な私ですが、今日よりも明日、明日よりもひと月後、半歩でも1歩でも前進してもらえるようサポートして行きたいと思い接しています。
家族も生徒さんも友達も、
みんな愛する大切な人✨
そんな風に思うと、
毎日が愛で溢れていて素晴らしい💕