昨日は秋分の日でしたもみじ

いつもより朝がすっと起きれたような
気がします。
(朝が苦手な私苦笑

なぜか朝から湯船に浸かりたくなり、
塩を入れた塩風呂に入りました。
お風呂の中でゆっくりお白湯を飲みながら
ボーーっと…。

気持ちが良かったですあひる

そしてそのままお風呂掃除。笑
今日はいつもより念入りでした。

(お恥ずかしいですが、
裸でお風呂掃除をする方が、
隅々まで洗えてる気がします。笑)


さて、
昨日の続きの、実家の断捨離のお話花

(今日はとても長い記事です!)


今年の夏に起きた事件について。笑

まず事件の背景から。


私の家族は、
姉が二人(嫁いで関東在住)
母は13年前にガンで他界。
父は関西の実家で一人暮らしをしています。

毎年大型連休に
家族が関西に集まるのですが、
毎年何かしらの事件?が起きていました。

最終日あたりに、
普段自分中心の時間軸から、みんなに
合わせるので疲れるのと、
みんなが帰ってしまう淋しさから、

父がどこかしらでスイッチが入り、

キレるのです。ガーン


で、みんながしゅんとなって終わる…。

『せっかく楽しかったのに、
これで水の泡やん…ショボーン

と、よく思っていたものです。

いつも、いつ父がキレやしないか、
みんなでひやひやしていました。

だから、
いつも家族の集まりがあるたびに、
変に神経を遣うというか、
どっと疲れてしまい、自分の家に戻ると、
2日間ぐらいかけて体を元に戻していく
感じでした。

実家に帰るのに、勇気と体力と気力がいるのです。笑

でも、
それもここ数年、だいぶ父の様子が
落ち着いて来たことを感じることが
増えていました。

話を穏やかに聞いて助言してくれたり、
いつもなら絶対に怒っているところなのに、まぁまぁそんな時もあるがな!
なんて言ってくれたりキョロキョロ

父との付き合い方もだいぶ
変わって来ていました。


ほんとは優しい父で尊敬もしているのですが、
母が亡くなってからの我が家は、
ほんとに一転しました。

今まで間に入ってくれていた母がいなくなり、いきなり父との二人の生活に、
付き合い方に本当に悩みました。

常に我慢の連続。
父の機嫌に合わせた生活に、
私自身、おかしくなった時期もありました。
(暗黒時代と呼んでいます。笑)

それを、何年もかけて向き合って来た
感じです。 



それがこの夏。

そんな父と、まさに最終日の前日。
久しぶりにドカーーン‼DASH!DASH!DASH!
と、ぶつかりました…。

事件です。笑

母の遺品についてでした。

実家に行く度に、
母の思い出の品が無くなっていくんですね。

父が処分していってるのです。

そのことで、過去に2回ぐらい
大きな喧嘩をしています。

どうして勝手に捨てちゃうの?
するならみんなで一緒にしたらいいやんショボーン

(まだ母のモノを置いておいて欲しい気持ちでした。)

でも、その時の傷つきようったら半端なく、
もうこのことについては父には言わないでおこう。

と、決めていました。


あ、またお母さんのあれが無くなってるな…。

と思っても、もう何も言わなくなりました。
それを見つける度に、悲しくなっていたものです。

あれは、置いておいて欲しかったショボーン
というのも、沢山ありましたが、
言わずに我慢。

なんで全部お父さんのタイミングなん?!
自分だけいつも悲しいと思ってる!プンプン

と怒りもねじ伏せてきました。

なので、いつも実家に行く度にそんな気持ちになってしまっていたので、
実家に帰るのが辛くなっていた時期もありました。


事件の当日、

私達が留守にしている間に、
父が母の遺品を整理していたようです。

帰ると、大きなごみ袋が2つ。

私は、また捨てられてる!

と思い、袋を開けて中身を確認して
しまいました。

すると、
母の写真や、母が頑張っていたコーラスの
録音されたカセットテープや木彫りの趣味で使っていた彫刻刀、
大好きだったガーデニングの本が
捨てられています。

思わず、

「どうしてこれも捨てちゃうのー?!」

と悲しみと怒りで父に言うと、

「勝手にあけるな!!
いつまでも置いててもしゃーないんや!!」

と、ぶちギレされました。

はぁ…。まただ…。
なんでそんな言い方しか出来ないんだろう…。

どうして、いつも父のタイミングなんだろう。
私にもお母さんとの思い出があるのに…。

私だってお母さんがいなくなって
ずっと悲しい想いを我慢してきたのに…。

今までは、ぐっと押し殺して来ましたが、
私も我慢できずに、父に想いをぶつけました。

でも、お互いにいきりたってぶつけ合っているので、
良い結果になる訳がありませんううっ...


もう、悲しいやら腹が立つやら、
翌日に帰ると予定でしたが、
父と物理的に離れたくて、
喧嘩の直後、1日早く切り上げて帰って来てしまいました。

でも、今まで言えなかったこと。
我慢してたことを久しぶりに父に
ぶつけて、スッキリしたのも正直ありました。


それから数日。

さすがに父の言葉を思い出しては
悲しく傷つきましたが、
寝込んでいない。

『今私が、この出来事から学ぶべきことはなんだろう。』

と、思っていたのです!

目の前の現状は、自分で作り出している
ということを知ってから、
今のお父さんから何を学ぶんだー!えーん

と思っていましたが、
だんだん冷却されていき、

落ち込みすぎることなく、
今私が出来ることは何かを
ずっと考えていました。

ここは、私自身、
とても大きく変わったところです。



そしてある人(父と同じ年代)に話を聞いてもらう
機会があり、

「お父さんも、もう13回忌が終わって、
自分の中で区切りをつけて、
先に進もうとしてるんじゃない?

お母さんのモノがあったら
いつまでも思い出に引きづられて
先に進めないじゃない。

思い出はモノじゃなくて、
記憶にちゃん残ってるんだから、
思い出の品はたくさん無くていいんだよ。

それに、
お父さんぐらいの歳になると、
自分が死んだ後のことも、もう考え出す頃よ。

子供たちに、自分の身の回りのことで後始末を苦労させたくないと思ってるから、自分で今からやり出してるのよ。

良いお父さんじゃない。」

と話てくれて、

はっ!としました。

(父は祖父の遺品で苦労していました。)


私も自分のことしか考えてなかった…。

父は私の気持ちなんて全然わかってくれてない!!ムキー

と思っていましたが、
それは私もでした。

父がどんな想いで、
一人、母と暮らした家で母の思い出の品を整理していたのか。

人一倍淋しがりの父を知っているので、
父も前に進もうと頑張っているんだな、
と、思えたのです。

それを邪魔してしまったのか…。ショボーン

申し訳なくも思えて来ました。


家もいつ行っても、キレイにしています。
お花も見事に手入れしています。
いつも健康に気を使って、
元気に過ごしてくれています。


私、父の「無い」部分に
ばかり目がいってしまっていました。


そして事件の後、

私が帰った後に、父と姉が話を
したらしく、
父は私の部屋の荷物のことをボヤいて
いたそうなんです。

それは私もずっと気になっていたこと。

『私が今やるべきことはこれだ!』

と、思い、

やっと、

『よーし!断捨離やろう!!炎

という気持ちになりました。

日にちを決めて、父に連絡。
お盆ぶりの父に少し緊張しましたが、笑
片付けに行く旨を伝えました。

ここは家族ですねキラキラ
お互いに普通に話をして、父も喜んでいる様子でした。


断捨離当日。

いざ手袋をはめて断捨離を始めると、
ぽんぽん捨てれるではありませんか!びっくり

まだ使えそうなモノはリサイクルへ、
使えなそうモノはごみ袋へ仕分け。

旦那さんのモノもあったので、
一緒に片付けを手伝ってもらったのも
とても大きくて助かりました。

今まで使っていなかったんだから、
必要ないな…。と思えて、
なんで今まで捨てれなかったんだろな。


何日かかるだろうと思っていた断捨離は、
おおよそ半日で終わりました。

それを何年もこのままにしていたなんて…。

私もずっとつっかえていたものが
取れたような気持ちになりました。

私以上に喜んでくれたのは、

父です。

まだ一部残っているモノはあるのですが、
私の部屋を見て、とても喜んでくれました。

やって良かったえーん


断捨離しながら思ったこと。

◆私は、モノに執着し過ぎる。

◆モノに囲まれていることに安心する。

◆モノに思い出を残そうとする。

◆悩んだらとりあえず買ってしまう。

◆自分の意思ではなく、
店員や友達に勧められたりすると、合わせて買ってしまう。

◆収集癖がある。

◆流行っているから、とりあえず買ってみる。

◆これを持っているとオシャレな人と思われるから(見えるから)買っておこう。

◆もう使ってないけど、高かったから取っておこう。

◆母との思い出を、全てモノで残そうとしていた。

◆だから、母のモノを捨てること、母との思い出を捨てることになる!
と思っていたんだ。


とか、色々出てきました。

こんなことを、今までしてきてたんだな…。
モノに囲まれていることで、
守られている感覚です。


自分を見返すことが出来、
反省しました。

やっぱり

『自分が心から好きで望んで選んだモノに
囲まれて暮らしたい。

やっぱりオシャレも買い物も好きだけど、
本当に今の自分に必要かどうか、
大好きと思えるモノにお金を使いたい。』

と思いました。

モノは、自分が管理できる数に絞る。

「無い」に目がいってしまうけど、
今「ある」を見極め大事にする。


今回は、こんなキッカケでしたが、
たくさん学びがありました。

この事件がなかったらまだ実家の部屋は
モノ置き場になっていたかもしれません苦笑

確かに母との思い出は、
心と細胞が覚えている。
(忘れていくのが怖かったんですね。ショボーン


父と喧嘩したこと、
喧嘩という形になってしまいましたが、
今となっては必要だったのかなと
思えます。


断捨離した日の夜、

「ほんとは、私はこうして欲しかった。
お父さんのあんな言い方が悲しかったよ。」

今まで口に出来なかったことを、
ポツリポツリ話すことが出来ました。

父も、

「ほんとはそうして欲しいんとちゃうかと思ってたんやけど、お父さんも色々一人で大変なんやー笑 お父さんも口が悪いねん、すまんなー」

と、笑っていました苦笑

それぞれの想いや過程の中で、
それぞれ向き合ってがんばっている。


こうしてゆったりした気持ちで
話が出来るといいですねちゅ

まだ色々手放すことは出てくると
思いますが、

これからは、父にももう少し気持ちを 伝えていって、お互いに心地よい状態、気持ちで過ごしていきたいです花


今日は、
秋分の日に思ったことを、
ありのままの想いをたくさん綴らせていただきました照れ (ながーい!笑)


そして、
父と主人と母のお墓参りにも行ってきましたよニコニコ

私の部屋が片付いたこと、
母も喜んでいるような気がしました花



全部合わせたら6袋でした!ガーン



今日も
最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました爆笑心


最後に、

今年の夏に流行ったあそび。ウインク












母方の実家にて。

めちゃ笑いました~!
みんないい笑顔!ドキドキドキドキ
とっても良い思い出です爆笑アップ