安室ちゃんのライブの身分確認が恐ろしく厳しいと話題になっていました。
小学校の頃から安室ちゃん大好きで、引退発表の日には大泣きしたという現在19歳の娘。
ラストライブには行きたいと、ファンクラブに入り、なんとか6月3日最終公演のチケットゲット。
ファイナルツアー、ドームで75万人動員のところ、510万人以上の応募があったというし、最終日の東京ドームは倍率20倍とか。よく当たったねー、と、大喜び。
そんな娘から、5月19日、泣きながら電話がかかってきました。
よく見ていなかった自分が悪いのだけど、運転免許証もパスポートも持ってない場合、マイナンバーカードしか身分証に該当しない、とのこと。マイナンバーカードは申請してから届くまで一カ月ほどかかるので、6月3日のライブに行けない、と。
娘は大学入学からT市で一人暮らし。
残る手段はパスポートのみ。
週明けの月曜、21日の朝、私は市役所に行って戸籍謄本を取り、その後県庁に行って、遠方にいる娘がパスポートを取る手段を聞き、書類をもらって来ました。未成年のため、親の署名が必要となり、こちらから書いて送るのですが、折り曲げられないし、本人署名欄が書き直し出来ないとのことで3枚。速達で送りました。その後、親権者の同意書でもよいと知り、念のためパソコンでダウンロードして印刷しておきました。
これで、保険証と学生証があればパスポート申請出来ると思うでしょうが、
運が悪いことに、私が22日付けで退職するため、社保から国保へ変わるタイミング。なので、社保の保険証をこちらに送ってもらっていました。
印鑑登録してやる方法も考えましたが、身分を証明するものがないので、T市で印鑑登録している人に保証人になってもらって、その方本人と、その印鑑証明書が必要とのこと。そんなことお願い出来る知り合い居ないし、厳しい。これは最終手段。
T市のパスポート担当の所に電話確認すると、25日に申請すれば1日に受け取れる、とのこと。
国保の保険証を24日まで届くように送れば間に合います。
23日に元職場から資格喪失証明書をもらって市役所行けばギリギリ間に合う!やった!
一応必要書類を確認しておこう、と思って市役所に電話すると、娘の在学証明書が必要とのこと。それ送ってもらってたら間に合わない。万事休すか…。
そこで再度市役所に連絡、在学証明書はFAXでも良いか確認したら、後で原本持ってくるなら大丈夫、とのこと。
やった!一喜一憂とはこのこと。
予定通り、23日に国保の保険証を受け取り、速達で送り、24日、娘の家に無事届きました。
やれやれ
と思ったら、25日の朝、パスポートの申請に行ってた娘から暗い声で電話が。
私の扶養で、学生の特例で保険に入っているため、保険証の住所が私の家の住所になっているのですが、それがT市の住所じゃないと受け付けられないと言われた、と。
そんなバカな話があるかい!
娘の住所が書いてる保険証なんて、自分で保険料払って自分で入らないと無理。
再度娘から電話来て、保険証受け付けられない、と言った人と違う方が窓口に来て、住民基本台帳でT市に住所あることが確認できたので、申請を受け付けます、と受理されたとのこと。
そして6月1日、無事にパスポートを受け取り、3日のコンサートに行くことができました。
大変だったけど、あの泣きながら電話かけてた時点で気付いてよかったのかな、と。少しでも遅れていたら間に合わなかった。
運転免許証が無いと、親元離れて暮らす学生はこんなに大変なのね、ということが今回わかりました。
人生でこんなに証明書に翻弄されてのは初めてです。証明書取るために証明書が必要で、なんだかなー、と。彼女は間違いなくそこに住んで、ただ真面目に大学行って勉強してるだけなのに。
とりあえずマイナンバーカードは申請しといたら、と娘には言いました。
運転免許も取らないとね。
後で彼氏に言われて気付いたけど、原付きの免許を取るって手もありましたね。

