だいぶ前だが

Legendの舞台を観に行かせてもらった。
勝手に師匠と呼ばせてもらっている
TETSUさんがMCで
踊りよりも何よりも
まずはTETSUさんを観に行ったのがきっかけだった。
TETSUさんは
踊りをしなくてもMCという形で出演し、
結果を出し続けている
総合的スーパープレイヤーなのだろうと
改めて思えた。
そしてLegendのステージが始まり
20近くのダンスナンバーが立て続けに披露され
もしかして見飽きてしまうのでは?
という気持ちもありながら
休憩を含め約6時間のショーが始まったのだが
過去に見たLegendとはかなりの「ストーリー性重視」のナンバーが多く
見飽きるどころか見入っていた。
僕のやりたい作品というのも
ダンスナンバーだけで伝えるという手法だけではないにしろ
それと同調するものでもあった。
そして今回のLegend出展作品が
感情表現や、起承転結を意識したストーリー展開、メッセージ性のあるナンバーがほとんどで
多くの勉強をさせてもらった。
コンテンポラリー系JAZZがかなり増え
シュールな作品が多かった印象。
いわゆるL.A styleも無くなり
HIPHOPの振付師すらコンテンポラリー系に流れていたイメージ。
メッセージ性の浅いナンバーなら、笑いがあってもいいのでは!?
等々
蚊帳の外の俺は、自分の中で感想を述べていたりもしていた。
しかしやはりここまで勝ち上がってきたダンサーの動きは
若いダンサーしかやれないだろう
という動きも多々あり
そしてそれを素直にさすが!素晴らしい!!
と心の中で誉めていた。
ただそれが、誰だったのか分からず
ピックアップされないダンサーの虚しさも同時に感じた。
作品の為に身を削る。
あれだけ大人数の中で踊る結果
作品の向上の為だけに使われた個性がある。
観る視点が総合演出家の様な目で観ていたのも事実だった。
さてさて
今回は有り難い事に
内部に入らせてもらい
TETSUさんに挨拶をさせてもらえた。

TETSUさんとのツーショット写真は
実は初めてだろう。
ひと昔前
写真を撮るという行為そのものが
「記念」にしようとしている様な自分が嫌で
記念にするという事は
その相手の方とはなかなか会えない存在であり
つまりその人と同じ境遇ではない事に、自らがしている様な
そんな気がしていたからだ。
でも今となってはそれはそれ。
憧れていた事を云える様になり
境遇も写真を撮る事で[違う]と否定するものでもない
とも思えたからだ。
知り合いの芸能人で
写真撮ろう、と云うと嫌がる人も多々いた。
それは友達や一緒に働く仲間に特別扱いされたくない
という気持ちが働くものだし
彼ら彼女らは「商品」でもあるから
素の自分は撮られたくないだろう。
下手すれば週刊誌等に売れてしまうという事もある。
逆の立場で考えれば合点がいく。
色々な意味を含んで
TETSUさんとは写真を撮らずにいた。
長々書いてきたが
この初ツーショットは
このブログだけにアップしておきます。
【再会】という意味を込めて。
いい再会をさせてもらえ
作品の勉強もさせてもらえたこのLegend。
次に繋がるこの素晴らしい時間と空間に
足を運んで本当に良かった
そう思えた
とある一日でした。
いよいよ明日から
10月末本番の
ダンスパフォーマンスのリハーサルが始まる。
ひと昔前の様に
アツく踊れるか試してみたいですね!!
乞うご期待


