セキララ -2ページ目

身体が覚えている

お前の体温

ゆっくり包み込んで

くだらなく
陳腐な言葉を並べても

全てが
愛に羽ひろげる

抱きしめているのは
お前の残像ではなく

お前の魂

寒夜

身も心も
凍えてしまいそうな
寒さ

吸い込んだ外気が
冷た過ぎて
肺まで凍るのでは?と
考えながら

暖かいバスに乗る

足絡めて
指絡めて

お前と寝たい

不完全な月

今日の月のような
曖昧な形の月が好きである。

満月にも成り切れず
姿を隠す事も出来ず
ぼんやりと浮かぶ月

人間臭いなぁと

完璧にもなれず
寂しいから
姿も隠せず

曖昧な立ち位置で
ゆらりゆらり

今夜の月が好きである。