本日12月8日は、ジョン・レノンがNYの自宅前で凶弾に倒れてからちょうど30年になります。

ジョン・レノンBOX(完全生産限定)
ジョン・レノンBOX(完全生産限定)
新しいジョン・レノン神話の誕生。
アニヴァーサリー・イヤー2010(生誕70年/没後30年)。

下記ソロ・アルバム・リマスター盤に加え、レア音源&未発表音源を収録したディスクと、アルバム未収録のEPから構成された11枚組になります。
それぞれのCDはデジスリーヴ・パッケージで、デラックス・ボックスに収納。
また、この中には限定ジョン・レノン・アート・プリントとレア写真、アートワーク、コラージュ、詩、ライナーノーツなどを掲載したブックレットも収納されます。
詳細はリンク先をご覧ください。
それにしても改めて驚くのは、ソロ時代になってからの、人口に膾炙する名曲の数の多さ。"Imagine""Happy Christmas""Beautiful Boys""Woman""Starting Over"...挙げていったらキリがないけど、これらはファンでなくても、聴けば誰もがあああれかと分かる、もはやスタンダードとなった曲と言えるでしょう。その他"Mother"も"Love"も"Jelous Guy"も、至高の名曲だ・・・ 一方、音楽的な才能という意味ではジョンを上回るポール・マッカートニー。僕はジョン派もポール派もなくて、ポールも好きなんだけど、こちらのソロ時代はどうでしょう。本国ではいざ知らず、この日本で知られている曲はないのではないでしょうか。ジョン・レノンという、異質な才能の持ち主との摩擦がなくなって「抜けて」しまったのだという意味の評論を見たことがあるけど、確かにそうかもしれない(白状すると、デイヴ・ギルモアが参加した"No More Lonely Night"は、個人的な思い出があって好きなのだが)。創作というものの不思議である。

ジョン・レノンかくも長き不在。しかし生きていたとしてもまだ70歳・・・