ラスト・ワルツ 2枚組特別編 限定仕様版
Last Waltz -特別編 スペシフィック版 HMVで買う
ということでザ・バンドのラスト・ワルツ(THE LAST WALTZ)のDVDが２枚組特別編として発売されたようなのでご紹介します。特典等はリンク先をご覧下さい。こちらで紹介しているAmazon, HMV等の限定発売です。
監督はマーティン・スコセッシ。説明するまでもないザ・バンド、伝説の解散コンサート('76/11/25)を追ったドキュメンタリー・フィルムです。
Amazonのレビューはこちらで見られます。
ゲストミュージシャンがまた
エリック・クラプトン ボブ・ディラン ニール・ヤング ニール・ダイアモンド ジョニ・ミッチェル ロン・ウッド ヴァン・モリソン ポール・バターフィールド リンゴ・スター マディ・ウォーターズ・・・(゜□゜)
等という、どうして実現したの、と呆然とするような超豪華な面子。
僕はこのザ・バンド、けっこう好きでして。僕は基本的に、「ニルヴァーナ以前」だと英国ロックが好みだし、ザ・バンドってちょっとオッサンくさいじゃないですか（笑：映像を見たらロビー・ロバートソンがけっこうやさぐれた風のおニイさんだったりして、ああ、やっぱりロックだなと思ったものですが）、でもたまらなく惹かれるという例外的な存在なんです。
一番好きな曲は"The Night They Drove Old Dixie Down"かなあ。このライヴではだいぶメロディー崩して歌ってたけど。もちろん"I Shall Be Released"も名曲。このライヴでもラスト・ナンバーとして、作者のボブ・ディランはじめ全員がステージに登場して歌っています。
＃以前、この曲を由紀さおり・安田祥子姉妹に歌わせたいと言ってた人がいて笑った
そしてボブ・ディランのノー・ディレクション・ホーム(No Direction Home)。
ボブ・ディラン ノー・ディレクション・ホーム
No Direction Home HMVで買う
こちらも監督はマーティン・スコセッシ。2005年（かな）に公開されて大評判になったボブ・ディランのドキュメンタリーです。出演は他にジョーン・バエズ アレン・ギンズバーグ アル・クーパー ウディ・ガスリー等。ファンには垂涎の音源や映像が満載の映画です。
Amazonのレビューはこちらで見られます
上映時間約３時間半。僕も半日つぶして観ましたよ。やはりハイライトは「エレキギター」を持って歌った"Like A Rolling Stone"でしょうねえ（No direction homeはその歌の中の一節）。
ただ僕はボブ・ディランのことはあまりよく分からないので、この「事件」についてもあまりピンと来ないのですが(^^; それにしてもこの時の「ユダ！」は、観客の発したロック史上最も有名な言葉になりましたが、その人、今どうしてるんでしょう。で、バックバンドにケチをつけている客もいたけど、そのバックバンドが上のザ・バンドというわけなんですねえ。
僕が初めて聴いたボブ･ディランの曲は"Blowin' in the Wind"でしたが、これがピーター，ポール＆マリー版でして（映画にも出てる）。でも子供の頃に聴いたその曲がいつまでも印象に残っていて、かなり後にとあるライヴでの本人の歌を初めて聴いたら、、、しわがれ声でメロディ崩しまくってなんだこれはみたいな（笑）
"Forever Young"もダイアナ・ロスで子供の頃初めて聴いて、ボブ･ディランの曲だって知ったのはわりと最近のことだった・・・
＃あ、みうらじゅん編集のボブ・ディラン・ベストは、彼の曲を一通り知るのに大変重宝しました（笑）