実はこれ、去年DVDが発売された時に書こうと思ってたんですが、時間がなくて後回しにしてしまったネタです。期間限定廉価版が発売されたようなのでこの機会にエントリー立てようと思います。そして本日2008年11月18日は、この伝説のMTVアコースティック・ライヴが行われてから、ちょうど15年目にあたるんですねえ。
アンプラグド・イン・ニューヨーク
アンプラグド・イン・ニューヨーク

(2008/11/12)
ニルヴァーナ
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僕はDVDはいまだに見てないので、内容等はリンク先でご確認ください。曲間のおしゃべりもノーカットで収録されていて、リハーサル風景などの特典も満載のようです。
※Amazonのレビューは、初回盤のページ で見られます。

僕がニルヴァーナで好きなのは、「イン・ユーテロ 」と「MTVアンプラグド・イン・ニューヨーク(CD) 」なんですが、このアンプラグドはかなりの愛聴盤でして。特にカバー曲がたまらなくいいのですねえ。
ヴァセリンズの"Jesus Doesn't Want Me for a Sunbeam"(何度も繰り返されるDon't expect me to dieという詞が泣かせる)
デヴィッド・ボウイの"The Man Who Sold the World"
ミート・パペッツと共演した"Plateau""Oh Me""Lake of Fire"
どれも素晴らしい。そして、「屈折した轟音ロック」のイメージばかりが印象に残るカートだけど、こんな曲が好きなんだと、本音の部分を覗いたような気がして親しみが湧くものです。
そして"All Apologies"を経てラストのレッドベリー"Where Did You Sleep Last Night"
#これを聴くと、カートの声ってやっぱり「白い」なあとも思うのですが。

それにしても15年ですか(カートが亡くなるのはこのライヴの5ヶ月後)。あのグランジっていうのはまさに革命、ロック史の転換点でしたね。'90年代以降の、特にUSロックの優れたバンドはみんな「ニルヴァーナの子供」って感じがしますからねえ。僕にとっても、リアルなロックとは、「ニルヴァーナからこっち」のことです。
そしてあのファッション。擦り切れたカーディガン、けっこう好きなんですけどね(笑:思いっ切り普段着でステージに上がるってのは、あそこから始まったの? あとTシャツの重ね着とか) 

ニルヴァーナの映像作品はこちらも期間限定廉価版として再発されています。
ライヴ! トゥナイト! ソールド・アウト!
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これはVHSで持ってる(^^;のですがDVDは追加映像があるもよう。