終戦記念日からちょっと日が過ぎてしまいましたが、戦争物ドラマについていくつか。


終戦六十年スペシャルドラマ 火垂るの墓


この佐々木麻緒 の節子は名演でしたね。今子役の一大人材供給源になっている「ジュニアアクトレス・トップチーム」(と呼んでるのは僕だけ)セントラル恐るべしを印象付けられたドラマでした。
清太役の石田法嗣も名演。ドラマ全体としては、出演者の都合で構造が変わってたところがありましたが。
他に出演は 松嶋菜々子 井上真央 他。
野坂昭如の原作も読んだことがあるのですが、文体が特殊で、そっちばかりに気が行ってしまいました。素直に感動できるのはジブリのアニメ版、ということになるのでしょうか。

火垂(ほた)るの墓


佐々木麻緒ちゃんは24時間テレビ内のドラマ「君がくれた夏」にも出てましたね。

「まるまるちびまる子ちゃん」の終戦記念ドラマスペシャルでは最近注目の山口愛ちゃん(劇団ひまわり)が登場。

「はだしのゲン」は初ドラマ化だったそうですが、お姉さんの英子役に小野明日香 が登場。グラビアの仕事もしていましたが、演技方面の仕事も軌道に乗るでしょうか。
ゲン役の小林廉は役のイメージにぴったりだったのではないでしょうか。弟役の今井悠貴は見事としか言いようのない顔立ちでした。
視聴率も20%前後だったそうで。
この原作の漫画は、僕は小学生の頃に友達の家で第一巻の途中まで読んだのですが、それっきり。以来、幾年を経て、ようやくドラマで結末を見た、ということになります。

ちなみに私、水木しげるが戦争で片腕を失くされていたことを、つい最近知ったのですが、「と、いうことはゲゲゲの鬼太郎は全て片腕で描いていたのか」と衝撃を受けると同時に、なんだか「不明を恥じる」とでもいったような気分になったものです。