24


ゆっくりと歩いても、大井町から10分ほどで俺のマンションに着いた。



鍵を開けて、ドアを開ける。



真っ暗な玄関に明かりを灯す。



あれっ……?



いつもある、絢音の靴がない……?



俺は、ベッドルームに入った。



……絢音が……いない?



リビングは、真っ暗だった。


トイレにも明かりは点いていない。



絢音……どこだ?



狭いベランダまで見てみたが、そんなところに絢音がいるはずがない。



俺は、イヤな汗をかいていた。



絢音……どうしていないんだ……。



コンビニとかに出かけたのかな……。



いや、そんなはずはない。



絢音がこんな時間に独りでコンビニに行くはずはない。



こんなことは始めてだ。


絢音は、どこに行ってしまったんだ?



リビングのテーブルの上を見てみたが、何もない……。



絢音も消えてしまったのか?



詩子と同じように……?



俺は、かなり動揺していた。



絢音は、どこに行ってしまったんだ?