「暗いところで待ち合わせ」
著者:乙一

【あらすじ】
視力をなくし、独り静かに暮らすミチル。
職場の人間関係に悩むアキヒロ。
駅のホームで起きた殺人事件が、寂しい二人を引き合わせた。
犯人として追われるアキヒロは、ミチルの家へ逃げ込み、居間の隅にうずくまる。
他人の気配に怯えるミチルは、身を守るため、知らないふりをしようと決める。
奇妙な同棲生活が始まった…。
書き下ろし小説。

【感想】
面白かったー!!!
表紙は不気味さを醸し出しているけど、ホラーのような怖さはなく、先が気になって一気読み!
乙一さん初めてでしたが、読んで良かった。
読んでいて気になったところは…
アキヒロがミチルの家に身を潜めるのですが、12月という設定でアキヒロがクシャミとか咳とか出たらどうするんだろう?とヒヤヒヤしました。
ネタバレになるのでこの辺で…。

20年程前の作品だったとは!
そして映画化されていたとは!
もっと早く知りたかった!
乙一さんの他の作品も読みたいと思いました。