COMING SOON!
GW その5 (円空上人その2)
せたな町にも円空さんにゆかりの場所がありました。
その名も太田山神社
神社というにしては ずいぶん急な参道が・・・・
参拝に訪れるじいちゃんばあちゃんには
ちょいと酷なような
良く見ると神社の銘版の横には 小さく修験道場の文字が
そうです、ここは修験者が集まる霊場でもあるのです。
そう簡単に神社には、たどり着けそうにありません。
みんながいっぺんにつかまったら切れてしまいそうな
ロープが一本(まさに命綱ってやつですね)
半分まで登ったところで振り向きざまに写真を一枚
その途端すっごく後悔しました(登るんじゃなかった。)
蒲田行進曲の階段落ちを想像してしまった愚かな私。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
完全に腰引けまくりです。
しかも徐々に 勾配が急になっていきます。
あのインカのピラミッドも真っ青なぐらいの急な登りです。
滝が流れ落ちているような場所にある石段ですからね
私たちは当然ながら途中でギブアップしました。
案内看板をよーく読んで
途中で引き返したのが正解だと悟りました。
なんでもこの石段は神社へ至る道の単なる序章に過ぎないとの事。
鳥居を抜けたその先は、さらに険しい山道と崖の連続・・・・
そこを昇る事 数時間 その先にやっと神社の祠があるそうです。
しかもこのあたり一帯はヒグマの生息地 (x_x;)
よりリアルな登山体験をされたい方にお勧めなのはこちらのサイトです。
http://www.d1.dion.ne.jp/~getchan/Taisei/Ota.htm
どおりで、神社のあたりには完全装備の登山者みたいな人しかいなかった訳だ。
私たちのようなジーンズにTシャツ程度の軽装で登っていたら
きっと今頃は国際救助隊のお世話になっていた事でしょう。
ここで~す 早く助けて~
遠くから眺めると神々しくやさしさに満ちたこの山並みも
近くで見ると容易には人を寄せ付けない荒々しい姿をもっています。
山に登れなかった人のためにという訳では
ないのでしょうが海岸の近くには小さな神社がありました。
(コンクリート製の鳥居は潮風にさらされて今にも崩れ落ちそうな
状態ではありましたが・・・)
そのすぐそばに、ありました、ありました円空仏が
たいそう柔らかいフォルムで
いかにも人々をやさしく包んでくれそうです。
でも、ここにあるのは円空仏のレプリカだそうです。
かつては鉄の灯台がこの穏やかな
せたなの海と太田山神社をやさしく照らしていたのでしょうか
この神社のその先はもう行き止まりです。
落石注意と高波注意が同時に出ているところが
いかにも行き止まりって感じですね。
石段をのぼって疲れたのでお昼はしっかりスタミナ補給
かつて天皇皇后も立ち寄られた温泉ホテル きたひやまで
当然ながら、食事の後には
温泉にゆっくりとつかりましたとさ。
めでたし、めでたし。
GW その4 (円空上人)
なんか不思議な光景を発見しました。(by川口探検隊)
なんと穴の奥から滝が流れ落ちてるじゃあーりませんか
もう少し近づくとこんな感じです。
それでいて穴の奥がなぜか明るい・・・・
すぐ横には神社もあるし
これはまた何か超常現象の前触れか
これから三十分 貴方の目は
貴方の肉体を離れ、この不思議な世界に
入っていくのです
ダンダン、ダンダン、ダンダン、ダンダン・・・・・・
でもって、鳥居をくぐりぬけて振り返ると
岩がくりぬかれているところを川が流れているのでした。
やや肩すかしでしたが・・・
でも、神社の横にはやはりありました。
ここでしか見る事のできない不思議なものが
2体の巨石です。
向かって左側に鎮座しておられるのが烏帽子岩
(昔は公家のお偉いさんがかぶっていた例のものです。)
確かに龍の頭が天をにらんでいるような
神社からしばらく行くと またなにやら
いわくありげな看板を発見
円空上人 帯洞跡?
みなさん御存じでしょうか円空さん を
ウィキペディア参照
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%86%E7%A9%BA
全国各地を巡礼されながら
12万体ともいわれる仏を彫られたお坊様です。
その方がここの崖の中腹にある洞窟に
こもられて仏像を彫られたそうです。
当時はまだまだ未開のこの蝦夷地で
円空上人は何を思い仏像を彫られたのか
いまはそこには小さな祠がたっています。
かなりの斜面に建っていますので近寄れませんので
あしからず。
私の仕事についてはこちらまで⇒
GW その3 (じゃがいも&クッキー)
北海道といえばジャガイモですがその元祖でもある
男爵イモに なぜ男爵という名が付いたかというと それは
川田男爵がこの北海道の大地にじゃがいもを根付かせたからなのです。
その川田男爵の偉業をしのんで出来たのが
北斗市当別にあるこの男爵資料館です。
男爵の農場の当時の納屋を再現した建物に
様々な当時の貴重な資料が展示されています。
ところが残念なことに
到着した時間が遅く 本日の営業は終了 しておりました。
でも、まだ看板には営業中の文字が出てたのにー ・・・・残念
男爵資料館を詳しく知りたい方はこちらまで
http://www.danshakuimo.com/
気を取り直して今度はトラピスト修道院へ
ここは川田男爵が晩年洗礼を受けた修道院でもあります。
杉林を抜けるとその先には
見えてきました修道院
近づくと、これまた一直線に続く上り坂が
一汗かいてようやくトラピスト修道院(明治29年開院)の正門に
ですが当然ながら ここも開院時間はとっくに過ぎています。
なにしろ敬虔な修道士たちが日夜修行にはげんでいる場所ですから。
本当なら ここの売店で有名なクッキーをお土産に
買いたかったんだけれど・・・・・
この城壁が我々の俗世界と神の国とを隔てるものなんですね。
絵のように美しいここの景色です。
花と 石と レンガの壁
ここだけを見たら
本家のフランスの修道院と見間違えるようですね。
そんな事言っているうちに
夕闇が足早に近づいてきました。
修道院について詳しくはこちらから
http://www3.ocn.ne.jp/~trappist/