ふと気になって風の種類を調べてみました。
秋風 秋になって吹いてくる涼しい風。しゅうふう。
悪風 暴風。毒気を含む風。くさい風や息。
朝風 朝吹く風。日の出後、陸から海へ、また、山から谷へ吹く風。
雨(あま)風 雨を降らせそうな風。雨交じりの風。
家風(いえかぜ) 我が家の方からの風。
色風 なまめかしい風
追い風 後ろから吹いてくる風。進む方向に吹く風。おいて。順風。また、着物にたきしめた香のかおりなどを運び漂わせる風。
大風 強く激しく吹く風。暴風。
火風 火と風。火炎を伴った風。
神風 神が吹き起こすという風。特に、元寇の際に吹いた激しい風。
野風 野原を吹く風。
便風 都合のよい風。順風。
ほんの一部だけですが、風の種類がたくさんあります。(風の名辞典参照)
目に見えないものにこれだけの名前をつけた先人達の繊細な心に心揺さぶられます。
ここで質問です。
乗るとしたらどの風がお好みですか?
悪風は名前からして嫌ですね。
便風も一見よさそうですが、なんか字面が下品で乗る側が恥じらいます。
火風なんてそもそも乗れそうにないです。
ここはおしゃれ感漂う秋風や野風がいいですかね。
いや、最近ダンディーを目指している僕としては色風に乗ってその恩恵を承りたいです。
なまめかしい風って。。。セクシーな風ってことですよね?!
いやあ、本当に風に様々な名前があるのにびっくりです。
頬をかすめる風を意識しちゃうじゃないですか。
でも、そんな小さい小さい日常のひとこまに見えない景色が、ロマンが、あるんですね。
文字が景色を作る。
ほんとに素敵だなぁ。
どうでもいい位のことだけど楽しいなぁ。