お仕事で、陶芸の窯詰めのお手伝いにいってきました。
いつもは電気の窯で焼いてるんですが、今回のは薪で焼く原始的な窯。登り窯っていうやつです。
登り窯は三日三晩薪をくべつづけて1300℃以上に上げるので、時間も手間もお金もかかります。
でも、ホンモノの火の力を借りて出来た器は全然違うんです!
ほんとに、自然の力ってすごいんだなーって。
人間が出来ることはほんと少なくて、火と土の力を借してもらってなんとか作ってるかんじ。
日本人古来の考え方、美意識がすごい強い手法(?)だなーと思います。
窯詰めは文字通り、窯の中に1つ1つ器を詰めてく作業なんですが
ものすっごい地道だし、窯の中はせまいし、大変でした…。
この機械化が進む現代に、ここまで手をかけるものがあったのかーってくらい。
例えるなら、体育館いっぱいの巨大なドミノを作ってるような地道さ?なんかちがう…??(´・ω・`)
でもちょー面白かったです!
今まで知らなかったことを体験できて、刺激になって、それでお給料ももらえちゃうなんて!
私のも1つだけ作って窯に入れてもらってるので、完成するのがすごーーく楽しみです!
GWはお休み無しですが、こういう日が一日でもあったら「まーいっか」って思えますね(´∀`)
さー、明日からきりきり働くぞー。

窯の写真。真ん中のみっちり詰まってるのが器たちです。400個くらい詰める?のかな??