映画レビューその3

映画レビューその3

リアリティのダンス

解説

1920年代の軍事政権下にあったチリの田舎町を舞台に、幼少期のホドロフスキーと権威的な父親、息子を自身の父親の生まれ変わりだと信じるオペラ歌手の母親との暮らしや、ロシア系ユダヤ人であるがゆえに学校でいじめられて苦しんだ逸話などを、チリの鮮やかな風景と、現実と空想が交錯した幻想的な映像で描く。

感想

マッピーさんと一緒に体験（敢えて「体験」としておきましょう）したので、ちょっと時期はズレましたが
上げましょう。


「愛あるド変態」

シンプルに表現するとこんな感じです。

自身の幼少期体験（ほぼトラウマ）を濃厚な表現で相変わらず観る側を引きずり回します。

時にドン引きし、そして笑う（オペラ母ちゃん！）のがこの類の映画の楽しみ方だと思いますね。

映画の経験値（知識ではなくて）がないと映画が嫌いになりますが、いろいろなジャンルをみたら通る道かなと。（酒の肴程度）

1点
ちょっと逃げの点数ですが、中途半端だとみてもらえなさそうですし。

（これをみるなら…）

「ピンクフラミンゴ」
ド変態カルト映画なら、こっちの方がバカになりきれていいかな…