一昨日、
日本うつ病学会総会と
日本認知療法・認知行動療法学会が
合同で開催され、
市民公開講座のライブ配信を視聴しました。
テーマは
「困難を乗り越える
~うつや不安への対応~」
笠井信輔アナウンサーのお話が聴けました。
とても貴重な体験談でした。
ご存じの通り
笠井さんは悪性リンパ腫を経験され
現在、寛解されています。
印象に残った言葉は・・・
まわりに自分の体調を素直に表現すること
人のことを気にし過ぎない
我慢しない
病人らしくしないように
季節の行事を病室で楽しんだ
クリスマス、正月、豆まき…
精神的な柱となったのは
東日本大震災で
現地に行ったときの
出会った人たちと その言葉
「津波にあったから笠井さんに会えた」
どん底の中で
ほんのちょっとポジティブに捉え
心のスイッチを切り替えてみる
それを心の貯金にしていく。
まさに
体験からの
「どん底からの抜け出す方法」
視聴したあと
思い出したことがあります。
自閉症の次男が
高等部3年の9月に
とある
就労継続支援A型
※障害や難病のある方が、雇用契約を結んだ上で 一定の支援がある職場で働くことができる福祉サービス
に 内定を頂きました。
ところがその3ヶ月後、
その事業所が事業停止。
利用者である障がいの人達を
虐待していたことが発覚したのです。
新聞にも載ったな~。
自ずと次男は内定取り消しとなりました。
少し話はそれちゃいますが…
その事業所、
内定を頂いた9月1日のあの日、
今思うと
違和感を感じたことがありました。
一年前の実習で伺った時とは違って
作業場や
2階の部屋が
ひどく散らかって荒れていたんです。
「あれ?どうしたんだ?こんなんだっけ」
心と体はリンクしてます。
心の状態が行動にあらわれます。
事業所の荒れた状態、
早く察知してやれば良かった。
話を戻します![]()
卒業まで3ヶ月、
就職先がなくなり
次男も私も焦りました。
焦りはセットで
不安を連れてきます。
不安がる次男へ
事実は伝えずに
事業所がなくなったことを
説明するのですが…
いや~これ難しかった~![]()
この一連の辛い思いを
小学生から高等部3年まで
ずっとお世話になった
三原保健福祉大学(現在:広島県立大学三原キャンパス)の先生へ電話で伝えました。
その後
先生から
「災い転じて福となす」
良い就労先がみつかることを
お祈りしてます。
と、お手紙が…。
「災い転じて福となす」
この言葉のおかげで
卒業までやれるだけやろうと
覚悟できました。
その後、
来年の4月で勤続10年となる
今の就労継続支援A型の事業所との
出会いがあり
就職できました💓
人生 何があるかわからんね。
私達は今、
コロナ渦
ワクチン接種
豪雨災害と
不安、不安、不安の連続。
不安で
自分ではどうにもならないとき
誰かにうちあけてみて。
笠井さんの場合は家族だったそうです。
ものの見方が
変わったそうです。
不安の反対は「期待」です。
ほんのちょっとでいい、
小さなポジティブを探してみませんか。
どうかお体にご自愛下さいね。
各地で
大雨により災害が発生しています。
被災された皆様、
心よりお見舞い申し上げます。
今日もブログにお越し下さり
ありがとうございます💓

