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健康だより



    

​基礎代謝とは?




基礎代謝とは、生命を維持するために最低限必要なエネルギーのことです。


私たちは何もしていなくても、内臓や脳、神経のはたらきや、呼吸などを正常に保つためにエネルギーを必要とします。


1日の消費エネルギーの約60%を占めるとされていることからも、生きていくために多くのエネルギーが必要かということがわかります。


基礎代謝は全員が一定というわけではなく、性別・年齢・体格・季節などさまざまな要素の影響を受けます。




基礎代謝の平均値


基礎代謝は個々の条件によって変わりますが、厚生労働省は年齢・性別ごとの参照体重における一日あたりの基礎代謝量を以下のように公表しています。



男性


女性


ご自身の体重が大きく外れていなければ、この値を参考にすると良いでしょう。

肥満の方や痩せている方などは、基礎代謝もずれる可能性があるため注意が必要です。




基礎代謝の計算方法


より正確にご自身の基礎代謝量を知りたいという場合は、計算式を使って計算してみましょう。

基礎代謝の計算式として、国立健康・栄養研究所は、日本人のデータをもとに開発した基礎代謝の計算式を公開しています。

式は以下のとおりです。



例として、身長170cm、体重65kgの30歳男性の場合で計算すると


0.0481×65kg)+0.0234×170cm)-0.0138×30(歳)-0.4235×1,000/4.1861,497.133301kcal

となります。


こちらはあくまで推定値のため、ご自身の体の状態を知る目安として活用してみてください。




コメントへの回答



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​ビタミン、ミネラルについても知りたい!


ビタミンは、カラダの働きを調整する微量栄養素。体内ではほとんど合成ができないため、欠乏症となる恐れがあるため、食事から摂取することが大切です。

ミネラルは、カラダの構成材料、カラダの働きを円滑にする。体内では作られないため、食事などから摂取する必要があります。

ビタミン・ミネラルはエネルギーにはなりませんが、糖質、脂質、タンパク質の分解や合成を助ける働きや成長を促進させるホルモンに近い働きをするため、健康維持、体調管理には欠かせない栄養素です。

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​有酸素運動(ウォーキング)前後でした方がいいことは?


食前に有酸素運動をすることをおすすめします!
人間運動する際のエネルギー源を1番先に糖質から作ろうとするのですが、空腹状態では体内に糖質が枯渇しているため、脂質からエネルギーを作ろうとします。そのため脂肪が減りやすくなります!
また、運動後の食事は運動後1〜2時間以内にとりましょう。栄養素をバランスよく摂るのはもちろんですが、筋肉の回復に効果的なタンパク質は多めに摂るのがいいでしょう。

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​まとめ 


 今回は基礎代謝についてまとめてみました。みなさんが普段意識していないところで消費されているカロリーについて知る機会となったのではないでしょうか。

 

 次回は、今回を踏まえて基礎代謝量が上下する影響やダイエットとの関係についてまとめていきたいと思います。

 

 最後になりますが、こんな情報が知りたい、もっとこうしたらわかりやすい等意見がありましたら、コメントにお待ちしてます。