誰かが作ったあのいまいましいルールを
わたしはキチンと守ってきたの
もう少し利口なルールを
被害者はわたしだけでもう十分

あなたのつけたランプから
ジャコウの香りがして
わたしはすべてを諦めた
「罪のにおいは天まで届く」と口ずさむあなた
悪魔の片足が見えていた

全く繋がりのないサンプルAとサンプルBを
混ぜ合わせて加熱して冷やして固めた
あなたはそんな実験ばかりしている
次のサンプルはきっとわたし

そのうちあなたには悪魔のしっぽまで生えてくることでしょう
世の中の噂から消えてしまっても
わたしは覚えている
あなたはどこかでそんな実験ばかりしているはずだと

あなたのつけたランプから
ジャコウの香りがして
わたしはすべてを諦めた
「罪のにおいは天まで届く」と口ずさむあなた
悪魔の片足が見えていた

あなたの罪のにおいは天まで届く
悪魔の片足が見えていた


火の燃える音が聞こえている間に
あなたに電話するつもりだった
声が出なくなったなんて言ってもあなたは信じないだろうし
心配して欲しくもないけど
こんなに長い時間がたつと
あなたは苛立ち何もかも我慢できなくなる
いつもそうだった
あなたの名前を呼んだことを後悔している

あの人達が一日がかりで作った仕掛けに騙されないで
わたしは一度見てきたから
彼らの水をあける方法くらい知っている
あなたにだって操れないものがある

声が出なくなったなんて言ってもあなたは
眉を動かすことすらしないだろうし
理由を聞いて欲しくもないけど
こんなに待たされると
あなたは退屈し何もかも嫌いになる
顧客リストや何かに所属する名簿なんて
あなたにはブラックリストも同じ

あの人達が一日がかりで作った仕掛けに騙されないで
わたしは一度見てきたから
彼らの水をあける方法くらい知っている
あなたにだって操れないものがある

あなたがわたしに背中を向けている間に
そっとヒップフラスクを抜き取って
ラムを全部飲み干した
これであなたの保険は無くなる
強気になったわたしは賭けに勝つ

その言う事なす事すべてが
効き目の無い嫌な薬を飲むようなサイクルの始まりなの
このキュートなヒップフラスクが出回ったように
古臭過ぎて苔の生えた法律同様
こんなキュートなヒップフラスクに罪は無いのに

つやつやのヒップフラスクを炭酸水でいっぱいにして
あなたのお尻のポケットにそっと戻した
吹き出す泡に慌てるあなたとお友達を2階から確認する
笑いが止まらない

その見る事聞く事すべてが
効き目の強い苦い薬を飲むようなサイクルの始まりなの
このキュートなヒップフラスクが出回ったように
くだらな過ぎて盗まれもしなかった法律同様
こんなホットなラムに罪は無いのに


手に入れた金魚を川へ流す
それがあなたのいつもの儀式
真っ赤な
作り物のように真っ赤を2匹
濁った川の中でお互いを見つけられるように真っ赤を2匹

酷い臭いだと喚くあなたを
すでに見放したはずのわたしがついて来る
何もかもその金魚のせいだと
何もかもそんな事やってるあなたのせいだと
何もかも罪悪感で地に伏しているあなたのせいだと

あなたは傍に居ると約束した
それなのにこんなに全てがうまく回らないのはわたしのせいなの?
このまま流れてあの小さな島国へ辿り着いてしまうの?

悪いニュースだと喚くあなたを
罪悪感などそんな簡単に生まれない
何もかもその金魚のせいだと
何もかもその嘘のように赤い色のせいだと
何もかも本当は寒いけど黙っているわたしのせいだと

酷い臭いだと喚くあなたを
川で行ういつもの儀式が待っている
何もかもその金魚のせいだと
何もかも
何もかも


こんな汚い部屋でも息ができる
あなたはやってみせた
理解ある振りをしたことであなたは救われただろうか
もっと本気で掴んでいるべきだった
あなたが振り払いたいと思うくらいに

あなたが受け入れることにした酷い未来
それは大いに結構
わたしが理解ある振りをしたから
それであなたはやってみせた

2年や3年も経つと
そこらじゅうの物は原形を留めなくなる
あなたが発見してわたしが隠してあなたがまた見つける
その続きを待っている
泣かなかったことであなたは救われただろうか

わたしが受け入れることにした酷い未来
それは大いに狂気の未来
わたしが耐える振りをしたから
わたしが望んでいる振りをしたから
それであなたはやってみせた

こんなに汚い部屋でも向こうが見える
あなたはやってみせた