「普通になりたい」
この2年間どれほど思ったか分からない。


僕は教育系の大学に通っていて家政教育を専攻している。
家政教育の中には食物学や被服学など様々な分野かあるが、今は生活経営学を学んでいる。

この分野は人がどのようにして生きるのかを様々な視点から分析していく。この中のひとつに「多様性の理解」とある。これはLGBTのことである。


自分はLGBT当事者としてそれに苦しんでいるのに
それをあたかもストレートのように扮して学習するという皮肉な状況だ。



今は気分が落ち込んでいる。
というのも同性に片思いをして、当たり前のように拒絶されたからだ。

僕たちゲイに未来はあるのだろうか。


次回からはその失恋について書いていこうと思う。