私たちは、60歳を越えた老夫婦です。

10年以上前から私も家内も持病を抱え、まともに働くことができなくなり、

生活保護のお世話になっております。

 

今までの家は築50年の2階建ての借家で家賃5万5千円でした。

(家賃は生活保護の住宅扶助から支払って頂いてます。)

歳とともに階段で2階に上がることが苦痛になり、

2階の部屋を使う事は月に1回有るか無いかくらいです。

 

ある時期に生活保護のケースワーカーさんから、

「家族2人の住宅扶助の上限が5万5千円から4万8千円に改定になった

ので、〇〇さんも家賃の安い家に転居する努力をして下さいね~」と

言われてました。

 

一昨年、私が肝臓癌を患いました。

幸運にも手術で完治しましたが、終活の事も頭に過ぎり、

今後もこの家に住み続ける事が良いのだろうかと思案してました。

介護サービスも受けやすい、市営住宅に引っ越す事を決心した次第です。

 

と言っても、京都市の市営住宅は人気があり、なかなか抽選に当たりません。

ある団地では競争倍率10倍以上、向島団地11街区は4.5倍、

人気の無い向島団地5街区でも2.5倍です。

 

去年の春から、2ケ月毎に応募し続けましたが全て落選です。

 

今年の6月度応募資料を見たら、『特別空き家』なる応募枠がありました。

『特別空き家』とは、民間で言うと事故物件です。

京都市住宅供給公社の職員に質問したところ、自殺や殺人が有ったわけでは無く、

この部屋で病死?後、発見が遅れた部屋だとの答えでした。

 

このまま、一般公募で落選し続けるよりは入居できるのだったら良いかと決心しました。

 

 

次の記事から、実際の手続きや「えっ、こんな事もあるの!」などのエピソードを紹介していきます。