さてさて、続きを
翌日、仕事を早めに終えて、指定された時間にその会社まで行き、受付らしきスペースに入ると…
なんじゃこりゃ、こんな派手な受付見たことないよ。というくらいの造り。
ここでもう一ついやな予感が…私もサラリーマンであるので、色々な会社に伺わせていただくことは多いが、往々にして派手なインテリアの会社はあまり良い印象がないのである。
ファッション性があるって感じではなく、「派手」な会社は駄目なんだよね。
確かにIT系の会社は社歴が新しかったり、急激に大きくなったりしやすいので今風のオフィスになるのはよくわかるが、ここデータ復旧の会社だぜ?そんなに儲かるのか?
そんな、派手ーなソファーで待つこと数分、呼ばれて個室に案内されました。
ここも派手…思わず苦笑いして担当の人に話をすると、「そうですね、うちはチョコレートの店もやっているので」
チョコレート???コンピュータと何の関係があるんだろと思いながら、座り心地の悪い椅子に腰を下ろす。
内容を簡単に確認後、「それでは、セキュリティに万全を期すためにお預かりになるものは、直接技術員にお渡し下さい」
ん?なんだそれ、あなたに渡すんじゃないの?何のための個室なのかようわからんな…と思いつつ、案内されるまま、隣の事務所へ…
するとそこには警備員と金属探知機がででーんとあります。
「どうです、これくらいセキュリティに万全を期しています」
ここで、空港のようにポケットのものを出し、ロッカーに預け、ベルトと靴まで脱いで!中に入れるのだ。
正直ここまでして入りたいとは思わなかったが、このへんから明らかにこの会社の「変な」ところが気になって、言われるままにセキュリティの門をくぐるのだった。