映画のデス・ロード

映画のデス・ロード

爆破と銃撃戦のある映画は面白い!
そんな作品を紹介するブログです。

いま、映画界で最も信頼と体の厚い男、マ・ドンソクa.k.aマブリーの『犯罪都市』シリーズ第4弾にして最新作『~ PUNISHMENT 』観てきましたよ。


マ・ドンソクサイン入りポスター @ グランドシネマサンシャイン池袋

逃げようとする犯罪者の原チャリの後輪を持ち上げたり、鉄格子をゆすってブチ破ったりと、今回も怪力元気印なマブリーの鉄拳捜査対象はハイテクIT犯罪。


フィリピンに拠点を置き、技術者たちを監禁してプログラムを組ませ、オンラインカジノ業界シェアを独占するチャンギ。

チャンギはなんとナイフの使い手で、素早い身のこなしと殺しへのためらいの無さで、邪魔するもの全てを刺し殺す凶悪犯。

奴に立ち向かうのは我らがマブリー!
……のはずが、怪力刑事もIT用語がチンプンカンプンだからさぁ大変。

思ったような成果もあげられず、上層部の意向で捜査からはずされてしまうマブリー。

それでもチャンギに技術者の息子を殺され、失意の中自殺してしまったお母さんの遺言「息子を殺した犯人を懲らしめてください」を胸に刻み、独自捜査&鉄拳制裁を敢行!

チャンギとの最終決戦では

「俺は警察官だから、今まで犯人を殺さないように手加減してきた。だがお前は違う。もう我慢できない」

と、静かに死刑宣告をするマブリー。

さらに素手ではなく、黒の手袋をして決戦に挑む辺り、もう警官というより殺し屋じゃん! とも思うが、何よりスカッとして最高でした。

その他、殉職した警官仲間の奥さんがひとりで切り盛りする焼肉屋さんにチームのメンバーみんなで行って、稼ぎの足しにしてあげるマブリー。

「うちの事情を知ってるからって、いつもひいきにしてくれてありがとうね」と言う奥さんに「いやいや、肉が旨いから来てるだけですよ」と、返すマブリー。
さらにはそこの娘さんにおこづかいを渡したりして可愛がったりするいい人っぷりも微笑ましい。

いい人が正義のために圧倒的なパワーと暴力で悪をブッ飛ばす。

観賞後、これほどスカッとしてハッピーになれる暴力は『犯罪都市』シリーズの魅力です。

今回はシリーズ初の4DX上映で、マブリーに殴られ蹴られ投げ飛ばされる悪人の気持ちを追体験できるのですが、これがまぁ激しいこと。

そこらのジェットコースターよりガンガン揺れますよ。

4DXがオススメです!



最後に、エンドクレジットで流れる1曲。

"Rough Life"
(荒くれた人生)

人生で死ぬのは一度きり 二度は死ねない
怖いものはない~♪

ナイフを持ったら突き刺せ~♪
たとえカボチャだったとしても~♪

と、いいこと言ってるようでいまいちピンと来ないご機嫌な曲を歌うのは、チャン・イス役のパク・ジファン。


イスの最後のシーンで自分の歌う曲が爆音で流れてるのを聞くとなんだかおかしいですね。

ちなみにこの曲はYouTubeでカラオケ的歌詞字幕つき公式MVもあって至れり尽くせり。
さらに各種配信サービスにて視聴可能です。
僕も早速LINEのプロフィールの曲に設定しました。

てか、ナイフを持ったら突き刺せって歌詞、どっちかっていうとチャンギの歌じゃね?