久しぶりに...メッチャ面白い映画を観た
『アリス・クリードの失踪』という、イギリスのサスペンス映画なんだけど...
登場人物はたったの3人。
誘拐犯2人と、その2人に誘拐された金持ちの娘...だけ。
金を要求される娘の家族も出てこないし、警察も...通行人の影すら出てこない...カッチリ3人。
物語も超シンプル。
この誘拐事件の顛末を、時系列に沿って追っていくだけ...
なのに...
犯人2人が、無言で手際よく誘拐の準備を進めていくオープニングから...映画の最後まで...
ハラハラドキドキしっぱなし
シンプルな物語に変化を付けるのは...この3人の関係性なんだけど...
この関係性が...一気にサスペンス要素をアップさせて、この映画を面白くさせてるんだけど...
ネタバレになるので書けない
とはいえ...突飛な映像トリックやら、これ見よがしなストーリー上の引っ掛けは何にも無くて...
映画の中の3人が共有し得ない状況の変化を、観てる僕らは...全てを知っていきながら観ていくってトコに...
登場人物以上に、息詰まるサスペンスが味わえて...
文字通り“手に汗握る”101分
監督&脚本は、この映画でデビューらしいけど...
ホント...よく出来てる
DVDのパッケージには“どんでん返し”なんて言葉や“衝撃のラスト”なんて言葉が並べられてるけど...
多分...そんなんじゃないよ(苦笑)
ハリウッド映画にありがちな、取って付けた“どんでん返し”なんかじゃなくって...
ストーリーにしっかり練り込まれた“どんでん返し”の連続が...猛烈に緊張感を高めていく映画
たった1発の弾丸と、その薬莢の行方に...こんなにドキドキできるなんて(笑)
&...アリス・クリードの“誘拐”ではなく...
アリス・クリードの“失踪”っていうタイトルを含めて...
完璧に計算された映画
派手さはないし、大作でもないけど...
いやぁ~...面白かったぁ~
お薦め度100%
星...★★★★★
ただし...あまりにサスペンスフルな映画なので...
観終わると...かなり疲れるけどね(笑)

