私の母が体験した話です。
母が、まだ私がうまれる前に父と2人でアパートにすんでいたころ、父が仕事に行ったあと、母が部屋で昼寝をしていると急に顔に何かの風を感じた。
はじめはドアが空いていて、強い風入ってきたのだと思った。気になって、目を開けようとした瞬間、突然金縛りにあった。
目は半開きのまま、薄っすら何か見える。
パーマをかけた知らない女が、顔にめがけて息を吹きかけていた。そして一言、「ゆるさないからね!!」
何度も繰り返す。
「ゆるさないから、、ゆるさないからね!!」
しばらくして、金縛りはとけた。
意味はわからないが、何日かたって、気になる事が一つ、、、 風呂場の天井に、その時のパーマの女のシルエットの黒いシミが浮かび上がってきた。
管理人さんに消すように頼んで来てもらうと、急にびっくりした顔をして、
「この顔、前にここに住んでた女や!!」