鴉の詩が聴きたいのかい?

鴉の詩が聴きたいのかい?

何処からともなく聴こえてくる死の旋律――

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みんな 傷付けてごめん…




でもな、遊びで“友達”や“恋人”してるわけじゃねぇんだよ。




真剣にぶつかってんだよ。






「あなたは悪くないよ」

「間違ってないよ」

「もう頑張らなくていいよ」

って甘やかすのが友達?




「好きだよ」

「愛してるよ」

「ずっと一緒だよ」

ってイチャイチャするだけの関係が恋人?





そんなガキみたいなごっこ遊びがしたいんだね…君たちは。





甘い蜜を吸って共に堕落する傷の舐め合いみたいな関係をしたいなら 他をあたってくれ。








大切な存在だから、
遊びじゃなく真剣に関わっていきたいから

だから、キツいことを沢山言ってる。




どうでもいい存在なら ほっといて違う人を探すよ。そっちのが楽だろうが。
君たちも僕も傷付かずに済む。









そうじゃないから僕は何度も何度も何度も何度も言うんだよ……










傷付かずに誰かと親密に関わったり生きようなんて甘い考え棄てろよ。


生きてる限り傷付き傷付けながら生きてくんだから……


そこから学んでるのが人間なんだから……












傷付けたのは申し訳ないと思う。
でも言ったことは後悔していない。





謝ったのは傷付けたことへの強い悲しみからであって
僕が間違ってた、あなたは悪くない、ってことじゃないよ。たぶん誤解されてるだろうけど…。







けれど、僕の想いをぶつけた後の君たちの反応を見ると
それでもやっぱり ごっこ遊びの、形だけの関係を築きたいみたいだから




僕はもう、何も言わない。距離を置くことにするよ……









大切な存在だった 君たちへ…――