Dear Piano 加林あき子の音日記〜


マイチャンネルのピアノ演奏動画をブログに載せようとYou Tubeを開くと、
「トスカ」に当ってしまい、ちょっとだけね〜と思いつつ、結局2時間21分 全3幕オペラを鑑賞してしまいました(^_^;)♪

YouTubeアルアルです爆笑
寄り道ばかりして、えーっと…何を見る為にYouTube開いたんだっけ?って、ね。


このストリーミング配信、字幕は日本語はなくて、しかたなく英語で鑑賞(元の言語はイタリア語)。
英語嫌いな私が最後まで見てしまったオペラはこちら↓

プッチーニ作曲  歌劇「トスカ」
スペイン マドリードのテアトロ・レアルでの新作公演です。

演出/パコ・アツォリン(←新演出)
指揮/ニコラ・ルイゾッティ
トスカ/ソンドラ・ラドヴァノフスキー
カヴァラドッシ/ジョセフ・カレヤ
スカルピア/カルロス・アルヴァレス


見慣れた…MET(メトロポリタン歌劇場)ライブビューイングとか、とか、、、演出と全然違って、なんと斬新な(☉。☉)!

1幕の最初から全裸の女性が正面向いて立っていましたから、え?裸に見えるボディスーツ?なんて一瞬野暮な発想がよぎりましたが、正真正銘のホンモノです。
(いや、ボディスーツの方が変です(笑))

この演出、最初、何で?謎…と思いましたが、
2幕に、この女性が重要な役割を担います。

演出によってこんなにも作品は変わるのか…というのを実感させられます。

私の1番の関心は、トスカが悪役スカルピアを殺してしまった後の行動。そこをどう描いているか?

見慣れたMETの…と書きましたが、
METにしても、かつての長きに渡ったゼフィレッリの演出から、ボンディの演出に変わった時は大ブーイングだったと聞きました。

人間には二通りの人がいて、
変化を嫌う人。いつも通りの安定を求めるタイプと、新作に興味を持つタイプと。
これまでと違うけど、それは何を意味しているのか?と自分の中で考えるタイプとに分かれると思う。
これは、意外なことに歳は関係ない。

それに、
当時METで絶対的力を持っていたJ.L あたりが新作を酷評したりすると、聴衆や世論も一斉にそうなったり、
J.Lの少年への許しがたい行為が明るみになると、また逆転したり…
その頃には新作も新作ではなくなって、聴衆も新作に慣れているって説もあるけど。


ちょっと話それたけど…
スペイン テアトロ・レアルでの新作トスカ、良かったおねがい

舞台セットや照明は全体的に暗めです。
衣装もシックで、現代人が見てもすんなり受け入れられるし、何なら着てみたいと思うぐらいセンス良い。

私は(音楽人としてどうかと思うけど)、
歌がどうの〜とか、オケがどうの〜的な目でオペラを見ていなくて、
ほとんど、お話として、“音楽で綴るお芝居”という感覚で見ています。


スペイン…行ったことないです。

オペラって、
歌やオーケストラや舞台セットの美術、大道具、照明、メイク、衣装、とかとか…
劇場も含めて、芸術の総結集です。

オペラを見れば、その国がわかる。かも。大げさ?

スペイン…行ってみたくなりました。
けど、家に居ながら鑑賞できるなんて、ラッキーウインク

マドリード テアトロ・レアルでの新作トスカ

つい最近の公演だけあって、合唱団はマスク姿!とか、
トスカの心情の描き方とか第3幕のカヴァラドッシとか見どころはたくさん!
もちろん謎の女性を見たい方も、良かったら上に貼ったYou Tubeストリーミング配信、ご覧ください。日本だと上演可能か?ビミョーだし。

第1幕 00:00〜
第2幕 50分頃〜
第3幕 1時間43分頃〜終演2時間21分



久しぶりに長いブログを書いたら力尽きた笑い泣き

私の演奏動画の投稿はまた今度〜バイバイ
あ、お先に聴きたい方はこちらから聴けますわよ音譜





Timeless Joy with a Steinway
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