「Dear Piano」加林あき子の音日記〜

台風の被害の様子をテレビが伝えます。
全容が明らかになるにつれ犠牲者の数が増え見るのが辛く、気分が落ちます。

こんな時はブログを書く気も失せ、しかも どんな話題にしようか悩みましたが…あえて、この事を書いておきます。


パリで行こうか?行かないとこうか?本気迷いました。ノートルダム大聖堂です。
今まで、いつも当然のように その姿はそこで見られるものだと思っていました。850年も前からあるわけですから。

4月、火災の一報を聞いた時は日本人の私でさえショックだったのだから、パリの人、フランスの人はどんな気持ちでそれを見ていたでしょう…。

行こうか?行かないとこうか?迷ったのは
私の中のノートルダム大聖堂を 以前の美しい姿のまま保っておきたいという願望と、この目で今の姿を確かめておくべきか?という気持ちとの戦いでした…が、結論から言うと見に行って良かったです。
修復に向けての工事が始まっていました。

今の姿を見に来ている人もたくさんいたし、世界中から応援メッセージ、祈りが届いていました。

西側正面の塀に こんなのが貼られていました。

近づいて見てみると、一人ひとりの顔写真でできていた。
本当に Notre-Dame=Our Lady だなぁと ジーンときました。

ここから先は本当に今のノートルダム大聖堂の写真を
西側正面、北側のステンドグラス、バラ窓、東側の順に掲載します。
(まだ見る気分じゃない方もいらっしゃると思いますが、復興に向けての工事中の様子です)







西側正面
こちら側は比較的痛みが少ないです。

ズームして見ると




北側のステンドグラス、バラ窓は抜け落ちています。






東側は私が一番好きだった角度です。
尖塔と屋根が無くなっています…


こちらの写真は昨夏 東側から撮ったもの。

昨夏は右の木の下で子供たちが遊んでいました。


昨夏 少し離れた所から見た全景

今夏


今は ぐるりフェンスで囲われていて、中では急ピッチで再建に向けての工事中という感じでした。
フランス人の急ピッチがどのぐらい急ピッチかわからないけど…きっとまた元の優雅な姿を見せて…見せつけてくれると確信しました。
見に行って良かったです。


こちらはノートルダム大聖堂のあるシテ島のシテ駅近くにあった街灯。

パリって感じ〜(*˘︶˘*).。*♡


もちろん指でなぞってきましたょ。
触らずにはいられない♡(> ਊ <)♡


日本も明日に向けて歩き始めます。








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