「Dear Piano」加林あき子の音日記〜

旅の目的は、Rouffachで開催されるムジカルタ音楽祭&アカデミーに参加する為です。
Rouffachは、ストラスブールからTER(フランスの在来線)で50分ぐらいのところ。
コウノトリがそこかしこに居て、人間は住んでるのかしら?と思うくらい静かな街。口呼吸で深呼吸ができるような所です^_^

Rouffachは、ルファッシュとかルーファッハとか幾つか振り仮名があるみたいだけど、地元の人はルーファックと呼んでいるので、私もルーファックと呼びます。


ここに世界中から音楽家が集い、毎日レッスンや毎晩コンサートが行われます♪
私は今年も ピアニストのMr.Masahiro SAITOH とMr.Alexandre LÉGER の2つのクラスに入ることができました(^^)v

上の写真は、たまたまスマホで撮ったものですが、屋根の上にコウノトリが居ます。
こんな感じに、普通に屋根の上や木の上にコウノトリがいて、時に地面を人間の前を堂々と闊歩しています。

そして、この建物…
公道から門、門を入って庭の木や歩道、建物まで…どこから見ても斜めに振ってるんですね。
最初「ん?」と少し違和感があって、でもすぐに忘れてしまうのですけど、今年もやっぱり「ん?」と、歪んでる感じがね。

でも初日は先ず受付で自分の名前がちゃんとあるか気になるし(←多少フランスの事務を疑ってるほっこり)、エントランスは人でごった返しているし、
で、始まると、レッスン室や食堂 寮等は、この建物の奥にある別の棟なのです。

今回2年目にして この意味がわかりました!
日当たりの都合でこうなったのではありませんでした。

入口の扉から入ると、

こんな風に石の階段があって…
上まで昇ってクルッと振り返ると…
さっき入ってきた扉。
扉には楕円形の窓があり、扉の上にも不思議な歪みの窓があるのですが(これカメラがブレてるとかレンズの歪みではありません!)、
ここに何が見えたか?

ぁ…(*˘︶˘*).。
この写真はガラスが反射して写ってないのだけど…
扉を開けて外を見てみます。






Église Notre-Dame de l'Assomption でした。
ルーファックのノートルダム教会は、ロマネスク様式とゴシック様式の中間ぐらい?
かなり古いはずです。

きっと校庭の木も最初はもっと小さかったでしょう。
扉を開けると教会。開けなくても教会。常に向き合っている。

ん?と思いつつも2年目にしてやっと気づいた訳ですけど…もうね…何か…かなわないなぁと。

ここで世界中から集まった音楽家との交流が始まりました。
本当に幸せな時間でした( ꈍᴗꈍ)♪その様子を書き留めて参ります✒

ちなみに、
扉を出ると目の前は教会の写真、これもスマホで撮ったものですが、
この中にもコウノトリがいます。何匹いますかしらん?^_^