シャルル・ド・ゴール空港からTGV(フランスの新幹線)に乗りストラスブールへ。
Cathédrale Notre-Dame-de-Strasbourg のバラ窓を見たかったのです。

まずは全体の外観から。


写真を撮ろうにも、大きくて高くて、なかなか全部画面の中に収まりません。
高さ142メートル。1874年までは世界一の高層建築だったようで、当時はアルザス地方はもちろん、ドイツの森からも見えたそうです。

全体にピンク色っぽく見えるのは、ヴォージュ山脈から採れる赤色砂岩で造られているから。

中に入ると、空気は冷んやりしていて、厳粛で、写真を撮る事を忘れてしまいます。
翌朝早起きして また行ってみました^_^



「石のレース編み」と言われる透かし細工。



バラ窓を中から見ると…


…神が照らす光。


パイプオルガンを正面から。



ゴシック建築の天井の交差リブとステンドグラス。





12〜14世紀に作られたステンドグラスが残っています。
でも、第二次世界大戦の時にはドイツ軍(というかヒトラー)に奪われたらしいです。
その後、ドイツに隠されていたステンドグラスをアメリカ軍が見つけて元に戻されたとのこと。

戦争によって仏独の狭間で揺れるストラスブール、アルザス地方の歴史は、教会のステンドグラスにまで及んでいたこと。今回初めて知りました。


火を灯してきました。箱に€2を入れます。




ストラスブールは、街も人も都会的で洗練されていて、駅に降り立った瞬間、お気に入りの街になりました(^^)
また訪れたい街。住みたい⁉街になってしまいました^_^:

街の様子はまた次回に。




そう言えば…
写真から鐘の音は聞こえませんが、
大聖堂の鐘の音は、日本の鐘の音とは違います。
日本のお寺の鐘は、鐘を撞いて鐘が鳴るけど、
ヨーロッパの鐘の音は、鐘ごと鳴っている感じです。



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