恩師のピアノリサイタルの翌日からは、音楽アカデミーが開催されます。

ニース国際音楽アカデミーの音楽監督でらっしゃるオリヴィエ・ギャルドン先生と須田眞美子先生、お二人の先生による公開レッスンです。

会場である
いわき芸術文化交流館アリオスはこんなところ。








平中央公園に建つこのアリオス。素晴らしいんです!

ここに、
前日のリサイタルが行われた音楽小ホール、
大ホール、演劇等もできる劇場、リハーサル室、練習室等、
色んな形態の舞台に対応できる施設が揃っています。

一階にはレストランやギャラリー等に大人が集い、
フリースペースには自習をする高校生もいます。

手前の広い芝生の所では、
私がこの写真を撮ったのは朝だったので、犬と散歩をする方々が。
昼間になると、小さな子供達とお母さんが遊んでいました。
建物の中も外も、いわき市民の憩いの場になっているようです。


アリオス良いなぁ。。。
音楽ホールを建てよう!と言い始めて、結局どこに建てようか?と大人の都合で転々とし、20年以上延々計画中のままの徳島。
いわきアリオス、ただただ羨ましいです。。。



さ、気を取り直し、

お二人の先生による公開レッスンなので、二ヶ所に分かれてレッスンが行われます。
どちらにも居たい!
けど、分身の術をマスターできない私は どちらか一方にしか居られないのです(>_<)

ということで、プログラム(曲)によって移動しました。

レッスンの中身の詳細は、そこに居合わせた人のみが知る!との考えから ここには書きませんけど、
少しだけ概要を。


曲の構成の話。素材を意識すること。だからどう弾くべきか?
左右のズレやすいテクニック的に難しい箇所の弾き方のコツ。
リズム、休符の扱いについて。
ハーモニー、和声、ペダリングについて。
指使い、バランス、音色、姿勢について。
そして様式感。

ドビュッシーのエディション(版)については、昨年程ではないにしろ、今年も一言二言三言……仰ってました。
フランス人が見るとヘンテコなんでしょうね。日本風ドビュッシー解釈本は。

どこがどんな風に変なのかは、秘密です(^-^)
私はちゃっかり楽譜に書込みましたが。


楽譜は、全て自分のを持参!が私のスタイル(^^)v
全て書き留める。速記。
よって、自分しか読めない(^_^ゞ

よって、荷物が重い!(>_<)
タブレットでピッと楽譜を出したりしたい気もするけど、
やっぱり紙の楽譜に書き込んでおくと、後々見た時に
その時の空気感も含めて記憶がよみがえるのです。

また自分が弾く時や教える時に役立つというわけ(^^)v
うふふ(*^^*)


ギャルドン先生はいわきに来られるギリギリまで桐朋でレッスンされてて、
その学校でのレッスンの様子も親友から聞き、
なるほど参考になることが!
家に帰ってすぐ楽譜を見直しました~(^_^)v


仲良しの同門の親友や いわきの人達に会って楽しく、
何より、国際感覚でもって音楽を伝えてくださるお二人の先生の音楽に囲まれ、
耳も頭もリフレッシュした いわきの旅でした(^^)v




徳島ピアノ教室♪小松島ピアノ教室
加林あき子のアトリエ「Dear Piano音楽室」は、こちらのホームページをご覧くださいませ。