たった今
父を殺す夢を見た
家族全員、スイッチが入ると何をするか分からない父に怯えていたと思う
母も嫁いだ姉2人も一緒に居て、父が怒らないように言い訳ばかりしていた
ある時、そこに親戚の娘らしき少女が泊まりに来て
「このままだと、みんな不幸よ」というような事を言い、それは完全に父のことで、私達はその言葉を父の耳に入らないように小声で(それは口に出さないで!)と念を押しました
そんなこと家族全員が分かってることだけどそう思ってることが本人に知れたら、それこそ何をされるか分からないから
その直後、父が「何の話?」と何となく察したような、苛つきを隠したようにニヤニヤ笑いながら聞いてきました
私は必死に、けどそれを気付かれないように自然に否定しました
その言葉に納得したのか別の部屋に入ったので、やっと寝たか…と安心したのも束の間
父が颯爽と部屋から出てきたと思ったら、手に持っていた銃で母の腹を撃ちました
パァン!!という音と、ただ気に入らないというだけで躊躇なく母を撃った父はきっと私達も殺す気なんだと確信しました
一瞬の出来事でしたが私達は殺されたくない一心で言い訳を並べながら身を縮こませていたら、姉が父の銃を私に手渡して来ました
恐らく、母を撃った直後に投げてきたんだと思います
私は慣れない手つきで弾が残っているかを確認し、装填し直しました
奥の部屋から、「弾残ってるやろ?お前に撃てるかなぁ?」と挑発するようなことを言われ、「殺さないと…殺される」と決心しました…この時の私を思い出しただけでつらい
でも多分、父は私達が撃てるわけないと高を括っていたと思います
しかし部屋から出てきた父の姿を捉えた瞬間に私は引き金を引きました
1発目はいつの間にか着用していた防弾チョッキに阻まれましたが一瞬の躊躇いもなく下腹部と頭にも弾を撃ち込み、父を殺しました
動かない父を呆然と見つめていると、恐らく魂になった父かなぁ…とても優しい表情で「俺に何をしてほしかった?」と聞いてきました
その時には父への恐怖心も消え、姉2人はただ父に褒めてもらいたかった、笑い合いたかったって泣きながら伝えていました
ただ家族みんなで楽しく過ごしたかったんだよって
分かってもらえたと思う…遅すぎたけど…
夢に出てくる父はいつも、人を殺すことなんて何とも思ってないような、恐怖で人を支配するような人に変貌しちゃうのなんでだ…確かに昔は怖かったけど、昭和時代の父親なんてそんなもんじゃない?
もう本当につらかった…
純粋な殺意を持ってたわけじゃないのに殺したくねぇよぅ…
ちなみに、母はたぶん最後まで生きてた
あと親戚の娘らしい少女は現実でも全く見たことない少女でした
泣きすぎて頭痛い
メンタルぶっ壊れるタイプの夢、久しぶりに見た
お薬飲んでさっさと寝直しますね