今日はdemandという単語を見ていきましょう。ポイントは3つ。
1 イミ
2 前置詞
3 受動態
まず1つ目。demandの簡単な覚え方です。demandってどんな意味でしょう?「~を要求する」って意味なんだけど、これ実は日本語でもよく使われてるんです。NHKオンデマンドって知ってますか?今放送されている番組だけじゃなくて、見逃した番組とかその人が見たい番組をネットでいつでも見られるサービスなんだけど、これ英語にするとon demand。demand(要求)にon(ぴったりくっついてる)って意味なんですよ。だから顧客の要求に応じたサービスって意味になるの。こういうふうに単語覚えるときにはカタカナ英語でもゴロでも語源でも使えるものは何でも使ったほうが効率いいんですよ。
では次、前置詞の使い方を見ていきましょう。まずは次の問題をちょっと考えてみてください。
I demanded an apology ( ) him. [私は彼に謝罪を要求した]
( )に入る前置詞は何でしょうか?
これ、日本語だけ見てtoって答えちゃう人も多いんですが、正解はfromです。「彼から謝罪を引き出す」って考えてください。このfromの「要求をひっぱりだす」という使い方、よく使われるので注意してください。
order books from Junkudo. [ジュンク堂に本を注文する]
request help from him [彼に助けを求める]
では最後に3つ目、受動態の使い方に行きましょう。前置詞がfromだと分かっていても、これが受動態になってby以下が省略された形でいきなり出てきたりするとみんな混乱してしまいます。
My apology was demanded from me. [私の謝罪が私から要求された]
要求したのは誰ですか?私?違いますよね。
fromを「から」とだけ覚えていると日本語につられてよく分からなくなってしまいますよね。こうゆう場合には「誰が誰に要求したのか」をはっきりさせるために必ずby以下を自分で補ってあげてください。書かれていないときにはby someoneとしておけばOKです。
My apology was demanded from me by him. [私の謝罪が彼によって私に要求された]
最後に例題。
A pupil from whom nothing is ever demanded which he cannot do, never does all he can.
文の骨格は、A pupil never does all he can. [子どもはできること全てを決してしない。] で、nothingという名詞にwhich he cannot doという関係詞のカタマリ(=形容詞)がくっついています。彼ができないこと(thing)が要求されない(no)
そして今回のポイントの前半部分です。まずはA pupil from which関係詞の部分を元の形に戻してみましょう。
Nothing is ever demanded from a pupil. [子どもから何一つ要求されない]
要求しているのは誰でしょうか? 子ども?違いますよね。
Nothing is ever demanded from a pupil by someone.
誰かによって、子どもに何一つ要求されない。子どもに何かを要求するのは大抵おとなですから、by adults としてあげてもいいでしょう。
A,できないことを何一つ要求されない子どもは、できることをすべてやろうとは決してしない。(ベストを尽くさない)