Dearest diary -91ページ目

地震から一週間・・・


地震発生から一週間がたち・・・



今日、水道が復旧しました。


昨日まで一滴も出なかった水・・・

復旧作業をされた方に、感謝の気持ちでいっぱいになりました。


バケツを持たずにトイレに入れること。

シャワーが使えること。

溜まっていた洗濯ができること。


当たり前のことが こんなにもありがたいことなんて
きっと今までの生活のままじゃ考えられなかった・・ と

かみしめながら今日一日過ごしました。



そして、被災地復興に進む動きと一方で、

原発の 時間の経過と共に深刻になっている問題・・・


うちは福島原発から約60km離れていますが、

これからの行動について、主人とも毎日話し合いです。

主人は仕事上、今、休みをとることができない。

私だけでも福岡の実家へ帰ったほうがいいという主人や地元の友人の声。

でも、私だけ帰るのもどうなのか、

もし帰ったとしても、離れている分、今以上に気が休まることはないはず。

今すぐに決められない。

非常に悩んでいるというのが正直なところです。


非難したくても行くあてがない

ガソリンが底をついて動けない・・・

そんな方もたくさんいます。


また、風評被害によって、二重三重の苦痛を背負っている人も。

本当に心が痛みます。



どうか、どうか1日も早く心休まる日が来ますように。





今日、ブログを通じて仲良くさせていただいている

ひつじさんから、心温まるメッセージをいただきました。



ありがとうございます!





奪い合えば足らぬ 分け合えば余る


昨日は、食料と生活必需品をもとめてスーパーへ。


福島市内も物資が少ない状況のため、

営業しているお店にはどうしても長蛇の列が・・・


人数制限しながらの入店。

外で1時間、2時間・・・

途中、雨が降り、雪に変わり・・・風も強い。

あまりの寒さに、早くお店に入りたい気持ちでいっぱい。



そんな状況でも、みんな辛抱強く 列を乱すことなく黙って並んでいた。



ようやく入店。

ペットボトルや缶詰などよく売れるものは、「1人2個まで」と

数の制限をしていたということもあるけど、

お客さんのほとんどが、他の人の事を考えて

必要最低限しか買わない感じだったことに、ホッ。



おかげで、もうほとんど残っていないだろうなぁ・・・と

半分あきらめていた私も、いくつか買い物できたことが嬉しかった。

並んだ甲斐があったと気持ちが落ち着いた。



自らの身の安全を確保することはもちろん大切なこと。

だけど、自分のことだけでなく周りへの思いやりも忘れてはいけない。



今のような状況では、そうすることが いちばん、自分のため、

みんなのためになっているということを あらためて。



昨日スーパーで見て感じた光景です。



「奪い合えば足らぬ 分け合えば余る」の精神で!










その後


たくさんの方から、コメントや携帯メールにも温かい励ましの声を

いただきまして本当にありがとうございました。

とても心強く、支えとなりました。


家の中もだいぶ片付き、気持ちも落ち着いています。


まだ余震や原発の不安、断水で不自由さは感じますが、

それでも私たちのところはまだ恵まれているほうだと思っています。


私と比較にならない不安を抱えておられる方も大勢いらっしゃいます。




福岡に住む友達から、献血・物資・募金、驚くほど集まっている。

みんな率先して節電してるという話を聞きました。


とてもとてもありがたいことです!



ただ、現実はやはり厳しい状況で・・・

私がお世話になっている避難所では、衛生面が困るという声もよく耳にします。


子供が下痢になり大変とおっしゃっている方も。

断水で水が自由に使えない分、不衛生になり、

雑菌が体に進入したのかも・・・と。


またアレルギーの子は、ホコリや環境変化のストレスで

症状が悪化している・・・というお母さまの声も。

入浴で皮膚を清潔に保つことが今はできないのです。



蛇口をひねれば水が出る生活が どれだけありがたいことか

あらためて感じています。


一日でも早く、何気ない普通の生活に戻れるよう願っています。


最低限のことですが、周りの方と協力する、自分の生活を守る等・・・

今の自分に出来ることをしていきたいと思います。



大地震


本当に、恐ろしかったです。


家の中も散乱。飛び散った破片・・・


一人では動かしきれない棚や冷蔵庫までが大きく移動して。



ただ、ケガもなく無事でいられたことだけでも

よかったと思わなければいけません。



テレビに映る悲惨な状況に胸が痛みます。


自然の脅威をあらためて思い知らされました。



普通に生活を送れることがどれだけ幸せで

ありがたいことかと・・・。


まだ余震が続いています。

これ以上被害が大きくならないことを祈るばかりです。







リューココリーネ



Dearest diary-リューココリーネ




このあいだ花屋さんで見つけた花 「リューココリーネ」


あまり聞きなれない花ですね・・・

細い茎に頼りなくついている花たち。薄紫色で、とても可憐ですflower*


透明感があって、ゆらりとした姿

繊細ながらも、もちがよくて しっかりとしていますよ。


春の小花と合わせて花束にしても

一輪挿しにさりげなく飾ってもかわいいですねhappy



花言葉・・・温かい心



3月とはいえ、まだ雪が降ったりと 寒い日が続いています。


せめて心だけは温かくありたいものですねはーとっ