木曜日。
懐かしい人と飲んだ。
とても近くて、だけど遠いような、不思議な距離感は、
もう何年も続いてる。
別れた人とその後も2人で会うなんてのは、
たぶんあとにも先にも彼だけだ。
そして。彼は2人で会っても、私に触れようともしなくて。
出会ってからの14年という歳月は、
(例え間どれだけ会ってなくても)、
手放すのが惜しいぐらいの居心地の良さや、
すべてを話さなくても分かり合えたり、
そういう空気感を築き上げてくれた。
でも、
どんなに分かり合えても、
もう、
心が感じ合うことはないのかなぁ。
なんて。ちょっと思ったのです。
時は動いてるんだなぁと、
ひどく当たり前のことを想った。
彼の前では、
いつまでもあの頃の私でいたかったし、
そんなふうに見ていて欲しかった。
私も彼を、あの頃と重ねて見ていた。
もう、演じたり、見ないふりをするには、お互い歳をとりすぎたのだと気付いた。
『あの頃のままだね』と思い込むには、
あまりにいろんなことが変わりすぎた。
でもね。
帰り道。家まで送ってくれた彼の自転車の後ろは、
どんな高級車の助手席よりも、
ウキウキわくわくしたんだ。
自転車の2人乗りにはしゃいだわけじゃなくて
彼が、私の『青春』なんだ。
たぶん。
いつまでも。
懐かしい人と飲んだ。
とても近くて、だけど遠いような、不思議な距離感は、
もう何年も続いてる。
別れた人とその後も2人で会うなんてのは、
たぶんあとにも先にも彼だけだ。
そして。彼は2人で会っても、私に触れようともしなくて。
出会ってからの14年という歳月は、
(例え間どれだけ会ってなくても)、
手放すのが惜しいぐらいの居心地の良さや、
すべてを話さなくても分かり合えたり、
そういう空気感を築き上げてくれた。
でも、
どんなに分かり合えても、
もう、
心が感じ合うことはないのかなぁ。
なんて。ちょっと思ったのです。
時は動いてるんだなぁと、
ひどく当たり前のことを想った。
彼の前では、
いつまでもあの頃の私でいたかったし、
そんなふうに見ていて欲しかった。
私も彼を、あの頃と重ねて見ていた。
もう、演じたり、見ないふりをするには、お互い歳をとりすぎたのだと気付いた。
『あの頃のままだね』と思い込むには、
あまりにいろんなことが変わりすぎた。
でもね。
帰り道。家まで送ってくれた彼の自転車の後ろは、
どんな高級車の助手席よりも、
ウキウキわくわくしたんだ。
自転車の2人乗りにはしゃいだわけじゃなくて
彼が、私の『青春』なんだ。
たぶん。
いつまでも。

