夢に出てきた、銀色のたてがみを持つ黒龍。

黒曜石の如く、深い漆黒の鱗。

風になびく、柔らかな銀色のたてがみ。

光に反射して、輝いて。

心をうばわれてしまうような美しさ。

凛とした、強さをたたえた、力強い瞳。

豪風を携え、私を見つめています。

「私は、いつでも側にいる。

いつも見ている。

不安に思うことはない。

その心の中にある輝きは

光となって照らしているのだから。」