花の蕾はまだかたく、

貴方は急いでその花を

咲かせようとしています。

しかし、今はまだ

その時ではありません。




かたい蕾は、いずれ、

柔らかな花弁となり、

おおらかにその一枚一枚を

優雅に開く様を

思い描いてみてください。


今は心を落ち着け、

静かに見渡してみる時なのです。

貴方の一つ一つの経験が

栄養となり、水となります。


関わってきた全てのものは、

貴方の花を咲かすためであったと。

無駄なことは何一つもないのですよ。


『忍耐力と時間の超越の天使』