待ち合わせ…



それは会っている時間よりドキドキする瞬間。



お互い場所をちょっとだけ勘違いして



電話をしながら近づいてくる君をみつけた。



その姿を見た瞬間、



さらにドキドキする。



そして君が好きだと再確認する。



君のその雰囲気が好き。



君のそのギャップが好き。


これからはこうやって待ち合わせする事が



出来る仲になれるのかなって



そう期待したんだ。


結局…



いつまでたっても



現実が見れていないのは



私だけなのかな?



たくさんの好きな人がいて


私はその人たちの



頭の片隅でいいから



存在していたい。



そんな事を考え



そんな跡を残していても



やっぱりそんな存在にしか過ぎなくて…



私は結局、ひとりぼっちなだけなのかな。
だいぶ前に話した彼に


告白をしたよ。


人生初の告白。


大好きな歌を好きな人と一緒に聴くって


やっぱり特別だった。


あの歌が後押ししてくれたんだ。


途中、めげそうになったけど…


彼を呼び止めて話した。


結果は…


フラれたわけじゃないんだけど…


タイミングが悪すぎた。


フラれた以上に淋しい話を聞く事になっちゃった…


皆…そばにはいてくれないんだね。


でもね、気持ちはスッキリしたと思う。


…多分。


私がそんな話をするとは思ってなかったって驚かれたりもした。


私以上に彼は鈍感なのかも。


そう言われて私が一番驚いて予定が狂ったよ。


でも「ありがとう。」って言ってくれたから


嬉しかった。


けんちゃん…私、頑張ったよね。



ずるい。



私の気持ちを知っていて



優しくするなんて。





何やってるんだろ。



どうにもならないって分かっていて



その胸に飛び込むなんて。





やっぱり重ね合わせているだけなのかな。



やっぱりあの温もりを求めてるだけなのかな。





ここぞとばかり色んな思いがあふれてきて



言葉にしてしまった事を後悔する。



言葉にした分だけ溢れた涙は



予想以上に私が君を好きだったって事なのかな?





Kissで封印された言葉は



記憶からも消し去られる。




私、何してんだろ。



私、どうしたいんだろ。

けんちゃんに似てる奴が現れた。


けんちゃんがいなくなった約1年後…


似た顔


似た話し方


似た雰囲気を持ったあいつ。


あいつが私を冷静でなくさせる。


あいつが穏やかになりかけた私の心を掻き回す。


けんちゃんがそばに来てくれたって事なの?


そう思って近づいていいの?


それともダメなの?
会いたい。


会いたい。


助けて。


会いたい。
今日



けんちゃんの実家に行きました。



凄く悩んだんだけど



けんちゃんがお墓に入る前に



会いたかったから



結局会う事は出来なかったけど



お父さんが



お花を受け取ってくれた



けんちゃんは



お花を見て



私が来た事に



気が付いてくれたよね?

今日、大きな仕事がひとつ終わったよ。




けんちゃんの事があって、仕事する気になんて


到底なれない気持ちだったけど、


逆に、仕事が私の心のバランスをとってくれたかもしれない。




けんちゃんに報告しようと思ってたんだけど、


10月からまたひとつ責任のあるポジションにあがったんだ。


アシスタントも付いたし。




けんちゃんは、私が仕事をはじめた頃


「就職どうなったかとおもって心配してたんだよ。」って


手紙をくれたよね。


少し、連絡が途絶えてた時期も気にかけてくれてたし、


昇進した時も、冷やかしながらも喜んでくれたね。




私が会社を変えずに仕事をしている事に


「俺も職種が同じだからって、会社を変えるのは好きじゃないから


同じ会社で頑張ろうと思ってる。」って、話してくれた。


私はその話が妙に嬉しかったんだ。






でもこの3日間は本当に辛かったよ。


スタッフをまとめなくちゃいけない立場だから、


周りに気付かれない様に、気丈にそして何より、


時折笑顔を作らなくちゃいけない事が辛かった。




「いつもニコニコしてる。」という印象を持たれる私にとって、


笑顔を作るのがこんなに辛いなんて初めて知ったよ。






でも、きっとけんちゃんは「頑張れ。」っていうだろうから・・・


頑張るよ。

どうしたらいいかわからないまま・・・




けんちゃんの家がある街を歩いてしまいました・・・。




小雨の降る中。




けんちゃんの家が見つかるかと思ったけど、見つからなかった・・・。




見つけた所でどうするわけじゃないけれど・・・。




少しでもけんちゃんのそばに行きたかったんだ。






昨日の夜、泣き明かした分、今日は少し気持ちは落ち着きました。




けんちゃんとの思い出と、けんちゃんへの思いをつづっています。




けんちゃんに会えたとき、その手紙を渡すね。




けんちゃんは「そんな風に思ってたのか~。」って言うかな。


それとも「そんなの気づいてたに決まってるだろ。」って言うかな。




まだどうしたらいいかわからず・・・


なんか現実から逃げるようにしてる自分がいるのは分かってる。




ごめんね。




もう少し待ってください。

トモコは信じないよ…

だって、
大切な妹だから、いつまでも見守ってくれるって約束したでしょ。


他にもまだ約束が残ってる…

けんちゃんに会いたいよ…
会いたいよ…


今だから言うけどね…
トモコは多分、けんちゃんの事、昔から一番好きだったんだと思う。
13年前のあの頃から…

けど、恋愛相手になろうとしなかったのは、もし、恋人として別れの時が来たら、これまでの関係がなくなるのが嫌だったから…

トモコはけんちゃんの大切な妹として、いつも見守られている存在としていつまでもそんな距離感でいたかったんだ。

でも…けんちゃんは、そんな私の気持ち、昔から気付いてたかもしれないね。



大好きなお兄ちゃんへ。

お願い…

今までたくさんお願いしたけど…

最後のお願いになってもいいよ。

だから…
もう一度会いたいよ。