政権末期というものは、かくも醜い姿を晒すものなのか...。
国家と国民を盾とし、未曾有の大災害を口実に政権に居座り続けたいという男とその取り巻き連中は、一体その目的とするものが国民の求めるものと、決定的な乖離があることに気がつかないまま、詭弁と強権を弄して泥舟を漕ぎ続けているだけだ。
政権批判には、「この危機的状況で政局発言は許さぬ」と、危機だからこそまともな政権が必要なのだ。
「菅が辞めたら誰がやれるのか?」、いやいや菅より出来の悪い人間はそうそういないよ。
「がれきの下にはまだ遺体があるのだから、一致結束を考えてろ」と言っても、民主党内で割れてるではないか。
「与えられた責任を日々全力で尽くす」って、責任を全うできる能力がない政府には、これ以上尽くしてもらいたくないんです。
何を言っても政権延命の口実でしかなく、屁理屈と言い逃れだけで時間を無為に過ごすことが、どれほど国益と人命を損なうことか。
保守政治家達は、一刻も早い倒閣と、救国内閣による日本復活へ舵を切ってほしいものです。
期を見ているのかもしれないが、静観しているだけにも見える。
