私(肉体)

わたし(The sourse)

 

「ウギャー!落ちたー!!!」

「一体これはなんなん?もうー!」

「クソー!!!」

「あぁ~でも、もうえぇか・・・。なんかそんな気がしたし・・・。部屋に入った瞬間なんか違う気がしたし・・・。」

 

 

「何?何?何をそんなにイラついてるの?」

 

「不合格になって、なんか自分の存在を否定された気がして・・・。試験を受けてる時点で、落ちたな。と思ってたんだけど、やっぱり悔しくて・・・。きっと、本当の望みをかなえるために、このルートではなかったんかな?と思ったり。気持ちの折り合いがつかない・・・。」

 

「本当の気持ちって?望みって何?本当の本当は何?」

 

「それを言語化できたらこんなにムシャクシャしない!!!」

 

「今この瞬間どんな感じ?何を望んでる?」

 

「カラオケで思いっきり叫んで歌って表現して、負の感情の蓋をあけて空っぽにしたい!」

 

「じゃ。そうしよう」

 

 

 

 

「歌ってみてどうだった?」

 

「すっきりした。ありがとう。表現してもよかったんだね。もっともっと私の本音を知りたい。私で在りたい。」

 

「影の私もいて当然。そんな私もゆっくりでいいから許して、受け入れていこうね。今日も一日ありがとう。いてくれてよかった。」